最近読んだ本『JR上野駅公園口』。私が上京した時にはすでに上野駅も公園も「きれい」な場所になっていました。
思えば自分は、上京したての頃、関東のふつうの家の子がふつうだと思って話しかけてくる話題に共感ができず、この微妙なもやもやは一体なんだろう、と感じていたのですが、今回この本を読んで、どこかそのもやもやの正体に近づいたような気がしました。
上京してそろそろ10年も近づいてきましたが、自分は東京に馴染んだのか、地元に戻ればもう自分は東京の人なのですが、東京の大学に通っていた人と話すたびに、私は永遠に東京には馴染めない気持ちにもなるのです。
おやすみなさい。