たまに懐かしい友達と会うと、話題に上るのが、あの頃に戻れるとしたら何したい?という話。
日本史の勉強もっとしておけばなあ、とか。
英語の勉強かなあ、とか。
色々上るのですが、以前私が上げて、わかるーってなったのは
お化粧の勉強、です。
18歳まで化粧がそもそも禁止で、禁止どころかお化粧している人をバカにする風潮まであるじゃないですか(地域によっては)
だから、お化粧に対して最初はすごい心理ハードルがありました。
大学生になって、突然化粧してもいいよとか言われても技術的に何も出来ないし、そもそもどうやって買ったらいいかも分からないので、心理ハードルも重なって大学生になって1年間はお化粧一切しませんでした。
(アルバイト先も塾の個別だったので特にいらなかった)
私は接客系のアルバイトを始めたことをきっかけに化粧を始めたのですが、結局正しい化粧の仕方が分かったのは社会人になって、上京して、夫の友達のメイクさんに教えてもらい始めてからでした。
動画とかあるじゃんって思われるかもしれませんが、薬局さえ身近にない環境で育って、そもそも何を買えば良いか分からない。
あんまり安いと肌によくないんじゃないか、とか思うと、何を基準に買えばいいのかも分からない。
しかも化粧って、一部の特殊な仕事を除く多くの女性にとって、仕事をやる以前のスタートラインにたつ為の行為なんですよね。。
少なくとも都会の仕事はみんなそう。
日本史とか世界史とかそういう教養とか、あと英語は社会人になってからでもなんとかなる部分もあるけど、化粧は早く知りたかった、
というのは結構私の周りの地方から出て来た真面目なコツコツタイプの女子たちみんな結構同感なようでした。
女子校とかだと化粧品会社の人とか呼んで、卒業前に勉強する学校もあるようですね。
そういうの欲しかったー。
なくてもいいから、少なくとも化粧自体をバカにする風潮は止めて欲しかったー
おやすみなさい。