くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

とりあえず前期分授業が終わったよレポ

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写真はお花屋さんで買ったキッチンブーケに付いてきて、勝手に育ったグリーン(名称不明)

 

入学式もないしどうやって始まるんだろう?とどっきどきの修士1年生の前期分授業(自分が出席する分)が終了しました。

オンライン授業0年度に受講する側として参画できる機会はなんて貴重なんだと思いながら思い切りこれはこれで楽しみました。

思いの外大学の対応も素早く、バックアップもそこそこにあったので学費を丸々支払うことに特段抵抗はありません。図書館も貸し出し、返却がスムーズにできることが今後も続けばいいなあということだけ心の中で強めに願っているくらいです。文献中心の専攻なのでこんな感じですが、インタビューや実験が必要な人は大変そうだなと思いつつ、社会科学組はこういう状況だからこそ研究のオリジナリティは発揮しやすいような気もします。

何はともあれここまでの感想を忘備録がてら残しておきたいと思います。

 

(1)オンライン授業について

・一度も会ったことない人との少人数授業は最初はちょっときつい

なんならずーっとお互いの授業の発言以外のキャラクターが見えてこない授業は最後まで辛かったです。その人がどういう研究してて、どんなバックグラウンドがあって発言しているのか全く知らないので、発言からそれを読み取って一生懸命質問、発言せざるを得ないのですがこれがなかなかにストレスでした。

zoomは名前が表示されるから自己紹介飛ばしがちだけど、やって欲しかったなー。所属とか学年とか全然分からないの辛かった(学部上がりの人はわかってて、誰さん(Dの人、また話題に関する研究してる先輩)の話を聞きたい、みたいな発言したりしているの羨ましかった)

 

・院は少数授業多いのでオンライン向いてる気がした

授業自体はオフラインより充実しているのでは?とも感じました。チャット欄が使えるので、最初の場作りが上手だった先生の授業では普段埋もれたり消えてしまう声がチャットに上がり、チャットはチャットで議論が盛り上がる、みたいな構図も生まれたのは新しいなあと感じました。

また、全員の顔が等しく意識できるので、誰さんの発言も聞きたいなーと先生もふりやすそうでした。少人数ならでは。

 

・資料共有が全部電子化されたのがよかった

iPadで全部資料をpdf化しているので、全部の資料が紙ではなくpdf(もしくはword)で共有されるのはありがたかったです。すぐに取り込めるし、文字検索で過去のレジュメを遡って調べられたりして自分のレジュメに繋げられたりしました。

 

・ぱっと終わってごはんが食べられたり、違う人と会えたりするの便利

授業後すぐに自宅でご飯作ってたべることができるのは便利でした。(ご飯あったかいの嬉しかった)あと、発表のミーティングとか授業後の勉強会とか、授業の5分後とかでも行けるので、予定調整がしやすかったし参加もしやすくていろんな人といろんな勉強会やれました。これはめちゃ便利でした。

 

(2)大学生活について

・図書館はいつでも使える方がいい

貸し出しとかがストップするのはやっぱり辛かったです。将来的にはレファレンスは難易度高いけど、貸し出し返却はロボットができるんじゃないかな、と思いました。

図書館に入るのは予約制とかにすれば、利用者の接触数も調整できるし。

 

・論文の電子データベース充実が進んで欲しい

電子化されていれば家のネットで閲覧ができるので、どんどん論文は電子化されてデータベースに出てくるといいなーと思いました。

同時にいろんなデータベースにアクセスできる権限を大学で枠増やして欲しいなーと思いました。光熱費とか色々かからなくなる費用をこういうのに回して欲しいなー。

 

・友達はなかなかできないけど、本当に興味関心が近しい人とサシでがっつり話せた

初めまして、でメールをいろんな人(先輩とか)に積極的に送って、その先輩に質問とか、こういうこと勉強するのにどんな人の本がおすすめなのかとか質問をzoomでするサシ会合を開きました。快く受けてくださる方が多くて楽しかったです。

雑談ももちろんあったけれど、zoomだったおかげか研究の本質にせまる話もたくさんじっくりできました。

 

・通学時間とメイク(服を選ぶ)時間を勉強に全振

通学時間が短くなるのは単純にいいなと思いました。図書館が開き始めてからは週一で大学行って用事を済ませるようになりましたが、勉強は基本自宅。後半はランニングウエアが基本スタイルになって、授業後は筋トレか走りに行くみたいな生活スタイルとなりました。

運動できるウエアで過ごせるの楽だしトレーニングもサボらなくなるのでおすすめ。

 

まとめ

総じてオンラインよかったと思いました。ただ、資料や図書館の充実を考えると、大学の側(もしくは私の場合文献が必要なのでその資料が充実している都内)に住むのは必要なことだとも思いました。

そういう意味では、大学を選ぶ時、自分が興味関心をもっている分野の一次資料が多い地域かどうか、みたいなところが今後の大学選びで大事になっていくのかもしれません。

私は資料中心なので国会図書館か大学図書館が近い方がいいですが、生物系の方は自然と近しい方がいい人もいると思いますし...

あと大学の最大の意味はやっぱり一緒に探求する仲間の存在だとも思いました。(先生も含めて)自分が知りたい分野について、この人の訳は微妙だからこっちがいい、とか。この論を読むならこういう本を先に読むといい、みたいな蓄積された知恵と知識の交換はやはり大学というコミュニティならではだなと感じました。学習の進捗スピードが一人の時とは全然違います。

 

というわけで前期授業終了レポでした。

夏は自分の研究がんばるぞー!

 

おやすみなさい。