くろやんの日記

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2020年の抱負/「実を重ねる」で意識したいことメモ

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今週のお題「2020年の抱負」

 

昨年のテーマは「実のある時間」。1時間あたり、1日あたりの充実度を上げて、密度が濃い時間を過ごそう!というのが目標でした。

結果としては、

・専門書を院試突破レベルまでは読み込むことができた

・英語学習(特にリーディングについて)も院試突破レベルまで引き上げることができた

・休日や隙き間時間の使い方についても、Fireタブレットの活用等によって読書か英語学習の時間に変化した

という結果となりました。

 

このことを踏まえて今年、2020年のテーマは

「実を重ねる」(じつをかさねる)

でいきたいと思います。

 

◯はじめに;なぜ、私は「テーマ」を決めるのか

私は自分はこう生きたい!という姿勢が既にかなりはっきりしているタイプの人間なので、毎年のやるべきことや目標はある程度決まっています。

今年であれば、仕事と春からの大学院生活(つまり勉強)です。

じゃあそれを頑張るのが目標(抱負)じゃん、と言われることもあるのですが、私にとって、その土台となるのが「テーマ」です。

つまり、その目標に対してどんなスタンス(姿勢)で取り組むの?

ということ。

私は、人と目標が同じであっても、どう取り組むかによって、

得られる結果は同じであっても自分の中に残るものには違いが出るのではないだろうか

というふうに考えています。

 

例えば「家を買う」という目標を立てたAさんとBさんがいたとします。

家族との幸せ(と自分がこんな家に住みたい、という夢)を思いながら買い物に向かうAさんと、もう一度また建てる(買う)かもしれない、と思いながら買い物に向かうBさんでは、最終的に同じ家を購入したとしても、

Aさん→自分の好みや欲しいと思っていた設備、家族が本当に家に望んでいたものへの理解を深める

Bさん→購入を考えた地域以外の土地の相場を知ったり、ハザードマップを確認する等周辺地域への理解の深まり、同じ土地のマンション価格、賃貸価格の違い、などへの理解を深める

みたいに、自分の中に蓄える知識の方向性はだいぶ変わってくると思うのです。

なので私はその一年のテーマ、を大切に、じっくり考えています。

 

 

◯20代はとにかく密度が濃いモノを吸収して、自分の中に溜め込みたい

さて、そんな私の今年のテーマは「実を重ねる」ということですが、実はこのテーマを思いつくまでかなり悩みました。

・結果にこだわる

・表現する

みたいなことを最初考えていたのです。

というのも、ここ数年は「継続」みたいなちょっと地味目に、こつこつ積み重ねる系の、経過重視系のスタンスばかりだったので、そろそろ結果を求める一年があってもいいのかなあ、と思ったのです。

 

が、最近、中学生や高校生で結果を出して華々しく世に出て行く人達をみて、考えを改めました。それが、20代はとにかく密度が濃いモノを吸収して、自分の中に溜め込もう。結果はそんなに重視しなくてもいいかな、ということです。

 

もちろん才能にあふれる、一目見て人とは違うものが既に若いうちから内側から溢れ出ているような人材であれば、どんどん出て行くのもよいでしょう。

でも、冷静に分析したときにそれが時の流れであったり、時代が合っていた運であったりみたいなことで成功していた場合、一瞬で飽きられるし、変な人が寄って来たときにそれを追い払えるパワーや目利きができなかったりします。

それよりは、もっと長く太い、飽きられない価値を生み出せるようになりたい。変な人が寄ってきても、自分自身で追い払えるパワーと目利き力を身につけたい。そんな風に思ったので、明日死ぬかもしれないと思ったとしても、今日も明日も自分の中に色々なことをまだまだ吸収していく時期にしたいと思いました。

 

というわけで20代のうちはじっくり色々なことを積み重ねる。じゃあ何を積み重ねるか、「実」のあることを積み重ねよう、というのが今年のテーマです。

 

◯0→1を意識する

「実」のあることって何だろう、そのヒントを昨年夏と秋に、東北のかなりの田舎に住む親友を尋ねたときにいただきました。

親友は生活を自分で楽しくすることのプロ、です。東京の大都会に住んでいるときも、東北のど田舎に仕事で引っ込んでも、その町にあるもので、自分の暮らしを作りあげていました。

今だったら産直で売っていた季節のフルーツでジャムを作ったり、空いた時間に自分でカーディガンを編んで刺繍を施したり、自分に合うワンピースを作ってしまったり。その町の手芸屋さんと仲良くなるし、産直との付き合い方、使い方も上手。

そんな彼女を見て気がついたのは、0→1ってこういうことだな、ということ。

そして、0→1の本質にあるのは、「消費ではなく、生産活動で楽しく暮らすってこと」じゃないかな、ということを考えさせられたのです。

 

都会にいると、意識が高いサラリーマンが「0→1でビジネスを生める人間になる為にこんな勉強してます!こんな活動しています!」みたいな会話をよく耳にする訳ですが、彼女が田舎で一人紡ぐ生産物も、もちろん材料は自然から頂いたものなのですが、0から創造している活動なんじゃないかな、と思ったのです。

大学生の頃は不器用だった彼女の作品は年々クオリティが上がってきているし、デザインも最近の若者の感覚で作っているのでオシャレ。多分その地域のカフェとかにだったら飾られて売られていてもおかしくないレベルです。

デザインこそ、どんなにAIが発達してもその元手となる原案は人が考える訳ですし、また最終的に服を着るのが人間である限り、不要にはならない技術だなあ、とも思いました。

 

私自身は料理が好きでよくするので、今後はこういう視点で料理をしていこうと思ったのと、ご無沙汰していたお裁縫(手仕事)を復活させようと思いました。

今はヘタクソでも、10年、20年と経ったときに、手に技術が身に付いているように。

デジタルなエンジニア系の0→1はそんなに興味が持てないので、自分が好きな(そして一生人間である限りついてまわる)衣食住に関わる0→1ができるよう、ちょっとずつ知見をためていこうかな。

そんなわけで、自分なりの重ねる「実」として、0→1、消費ではなく生産活動をする、ということを大切にしていきたいと思います。

 

 

◯具体的に頑張りたいこと

・語学学習 まずは英語そして出来たらもう一言語やってみたい

・読書 Fireタブレットで読みまくりたい

・筋トレ 綺麗な腹筋を手に入れたい

・手仕事 手鞠作りにハマったので手鞠大量生産したい

・料理 和洋こだわらず、新しい料理にどんどん挑戦したい

 

というわけで、「実を重ねる」2020年。がんばっていきまーす

 

おやすみなさい。