ホワイトデーなんて一週間程前に過ぎた訳ですが、今日、夫とホワイトデーのお返しについて話をしました。
勉強も運動もできた子で、通知表はオール5、という私の中ではマンガみたいなやつって本当にいるのか、という小・中・高時代を過ごしている夫。
さぞかしチョコレートもたくさんもらったんじゃないかと聞いたところ、もらっても、気持ちがないのにお返しをするのは申し訳ない、という論理から、お返しを一切しなかったとのこと。
ええっ!
律儀なんだか、律儀じゃないんだかよく分かりません。
お母さんも働いていて忙しかったから、そういうところを指摘されることもなく、今思えばちょっと申し訳なかった、と反省しておりました(笑)
そんな話から思い出したのは、私の弟のお返しについて。
そう、私の弟。勉強は超ど田舎の学校で、クラスに天才肌がいなかった為に、できる方に分類された上に、小3からバスケをやっていたおかげか、スポーツもできた。
姉目線で、顔面偏差値は普通だと思うけれど、運動ができたおかげで毎年バレンタインでチョコレートをたくさんもらっていた。(小学生って特に運動ができる子がモテるよね)
(そしてチョコは食べきれないって言って、私と母が結構もらっちゃってたけど)
弟自身は特にモテたい、とかそういう想いは持っていなかったけれど、お返しはしたほうが良い、という母の教育によって、もらった子の名前はメモ帳に書いておいていた。
そしてホワイトデーが近づくと、母と一緒にクッキーやらチーズケーキやらを作って、可愛く包装。
このお菓子達が、母がお菓子の学校に通ったことがある資格持ちだったことも手伝って、その辺のお店よりも美味しかった。
超ど田舎には当然ながら、ケーキ屋さんという存在はない。
ホワイトデーのお返しとなると、饅頭か手作りか、ちょっと親とお出かけした時にイオンで買ってくるかだ。
そして次の年にはまた、弟がもらうチョコの量が増えていて。。。。
後から弟と同じ学年の後輩に聞いたところ、このお返し欲しさにあげる女子が多数いたそうで。
ホワイトデーって、男側からアプローチするというよりも、お返しのイメージが強いけれど、お返しだってちゃんとやると、相手に気持ちは伝わるし、その相手以外にも自分のイメージって広がっていくんだなあ、ということを考えさせられた一件でした。
中学生くらいまでは母とお菓子を作っていた弟も、今や一人で何でも作る、女子力高い系男子に。先日はチーズケーキを作ってインスタに載せていました。
ホワイトデーのお返し文化も侮れない。