BSニュースを見ていたら、トルコでガガーリンが始めて宇宙に行った日を祝して、ケバブを空に打ち上げた、というニュースがやっていました。
ケバブ?と思いましたが、本当にケバブらしき食べ物がプレートに固定されていて、ケバブはどんどん高度が上がり、ついに青い地球の一部が付属されたカメラに写り、ケバブと青い地球という何かのCMになりそうな画がなんともおもしろかったです。
なおケバブは無事に地球に戻ってきて回収されました。
なぜケバブから、なぜトルコ?という部分が謎だったので、とりあえずウィキペディアをひらいてみることに。
正直なぜトルコ?という部分はよく分からずだったのですが、ガガーリンと共にもう一人の名前が出てきました。
彼の名はゲルマン・チトフ。
ガガーリンと共に宇宙飛行士の最終候補にまで残った人です。
ウィキペディア情報だと、チトフではなくガガーリンに決まった理由とされている部分がなんとも、今後何かが最後の候補にまで行ったのに選ばれなかった全ての人を救ってくれるのではないかというくらいな理由でした。
一つは労働者階級出身ということで、労働者階級たちの英雄にソ連が仕立てやすかったこと。
もう一つはユーリィ(ユーリィ・ガガーリン)の部分がロシアっぽいこと。
最後の最後までいって選ばれないこと、一時期2位では意味がない、覚えてもらえない論がすごくはやったことがあったけれど、1位か2位の差って結局これくらいの誤差みたいなものの場合なんだと思うと、色々気楽になる気もします。
なおガガーリンは世界初の宇宙に行った人になったがゆえに、有名かつ重要人物となってしまい、大好きな現場復帰がなかなか果たせず亡くなってしまいました。
人生の幸福度はなかなか測れるものではないけれど、何かを達成した後にも人生は続く...ということを考えさせられる人生史だなあと思いました。
おやすみなさい。