くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

向かうベクトルが分かる人生に憧れて

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さくらももこ先生の漫画エッセイを読んで、人は自分がやりたいと思ったことを見つけた時、その目的のために休日を使おうとするし(つまり時間を使う)、その目的のためにお金も使う。
そして何をしていても、その目的があることで、その目的に繋げて考えることができる。
 
ということを感じました。
 
漫画家になる、と決めた後のさくら先生の行動、
・短大に通いながら作品投稿→そっちをやりたいから友達と無為な遊びをしない
・バイト代も東京に出るため(あと画材を買うためもあったのかな)
 
忙しそうで遊んでなくて、辛そうなんだけど、
あー目的がある人生ってなんて素敵なんだろうって思いました。
 
私も遊ぶ時間よりも、そういう目的がきちんとある人生がいいな、って思わせてもらうきっかけをいただいた本だったなあ、と思います。
 
また、この本では高校生活も描かれているのですが、
この高校生活前半がとことんだらけきっていて、その辺からも勇気をもらいました。
あー人間って、なにかをやる!
って決める前って、誰でもこうやって無為に時間を使うような、心をだらだらさせた期間っていうのがあるんだ、って。
 
 
今の自分はというと、やっと人生をかけてやりたいことに挑戦できる機会を得たので、さくら先生の人生フェーズで例えるなら、ようやく第一回目の投稿をしようか、みたいなところって具合な気がします。
 
ようやく、スタートライン。
だけど不思議と、遅くなったなあ、と感じている自分はいません。
これが私のスピードだったと納得している部分もあるからでしょう。
 
私は私の時間で。
 
おやすみなさい。