カントのことは一度整理しておきたいと思っており、今回いい一冊を見つけたので読書中。カントの哲学というより、カントという哲学者が構築した「暮らし」に興味があります。
散歩の習慣、一日一食、大学職に就いてから10年の空白ののちの純粋理性批判の発表(大仕事)、これは安定という居場所をめちゃ十全に使い切っている気がする。
どんな人生を送りたいか考える時に、本多静六先生の名前と同時に出てくるくらいにカントという哲学者の「暮らし」が好きです。
これだけ哲学の本を良んでいても、そして哲学以外の本を読んでいても、誰かの日常の暮らしは私にとって一番の関心事で、一番知りたいことなのかもしれません。だから毎日日記を書いているのかも。
日記は毎日の、日常の、いろいろなものをひっくるめて「暮らし」を寄せ集めたノートみたいなものだから。
おやすみなさい。