くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

ずっと行きたかった夢の国へ

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最初にお勧めされたのは高校生の時、世界史の先生に。以来10年以上行きたい行きたいと思い続け、今日ようやく行くことができました。

陶板で世界各国にある名画を再現している、徳島の美術館、大塚国際美術館です。

大塚国際美術館|徳島県鳴門市にある陶板名画美術館

 

世界史専攻だった人には最高に楽しい場所で、古代から現代アートまで、さまざまな美術品を大きさそのまま楽しむことができます。

普通の美術館とは違って写真撮影はオッケーで、一応扱いはレプリカなので、かなり顔を近づけて絵を見ることができます。触れることはもちろんできませんが、タッチの質感が分かるくらい精巧に再現されているので、だいぶ顔を近づけてマクロな視点からも作品を楽しむことができました。

 

今回音声ガイドも借りたいのですが、それぞれの絵にあるエピソードなども知ることができ、かつ1日で同じ場所で色々な絵を見ることによって、世界において絵がどのような変遷を辿ってきたのか、人類はどのように絵を楽しんできたのか、あるいは使ってきたのか、ということを勉強できたのもとても面白かったです。

個人的には絵の政治利用の観点からの考察や史実が楽しく、芸術というものが私たちにとってどのような存在だったのか、と言うことを整理できてとても面白かったです。

美しさやそれを追求して大きくて広いところに飾るイメージが絵には強くありますが、想像以上に個人的な(あるいは政治的な)メッセージが込められて王族や貴族に贈られた絵って多いんだなというのが大きな感想です。

あと婚礼で贈られたという話の絵もなかなか面白かった。そんな訓戒みたいなものを込めた結婚祝いの絵ってすごいなーって思ったり。

日本だと、婚礼で絵を送るってなったら縁起のよさそうなことを1板に考えそうだけど、そこはキリスト教圏はまたちょっとちがうんだなーとか。

 

1日では回りきれないという噂は本当で、ちょっとゆっくり11時くらいから周り始めて閉館ギリギリまでいました。

時間が空いたら渦潮見ようとか言ってたけど無理だった笑

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夕食には徳島にてうどんをいただきました。

うま!

朝には淡路島のSAで焼き鯖を食べーなど

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久しぶりに3食食べたらめちゃめちゃお腹いっぱいに。さっそく食い倒れています。

 

おやすみなさい。