昨年末ごろ、急に「針と糸に触れよう」と思い立ち、手頃で単発のお裁縫系の教室に通い始めました。
祖母がデパートのオーダーメイドスーツを手掛けていたこの道のプロで、破けたものはなんでもお洒落に直してくれたし、そもそも服はお下がり以外は全部手作り品でした。
祖母か、もしくは技術を祖母から習った母がつくったものか。
そんな私は小さい時に、テキトーとか不器用とか言われてたので、わたしには裁縫向いていないのかな、と思いながら育ち、(その割に中学の選択授業美術・体育・家庭科で家庭科を選び、ひたすら刺繍する毎日を送ったりしたんですが)、裁縫は高校生に上がるとピタリとやらなくなっていました。
自分は苦手なんだ、と思っていたのですが、いざ教室に通ってみると、意外と器用にどんどん習得できて、先生にもめっちゃ褒めてもらえて、「あれ私、向いてないわけじゃなかった?」なんて思い始めました。
人生100年時代だしなあ、と大学院の勉強でひいこらしている最近ですが、息抜きがてら洋裁をちゃんと習ってみるのも面白そうだよなあ...と思ってみたりしている最近です。
てか、プロ中のプロみたいな祖母や、その祖母から習って年季に入った母をみて、むーりーと思ってたけど大人になってみたら祖母レベルにはいかずとも母レベルの器用さは自分にもあったっぽいぞ、と思えてきました。
ものごとへ向き合う時の気持ちって大事ですね。
おやすみなさい。