地方創生が流行ワードとなって、最近日本各地に遊びに行くと、面白いワークやコンテンツ、取り組みに遭遇したりなんかしてワクワクします。
逆に、広告で言うほどでもなかったな、と期待値を裏切られることもあります。
各地方に行くたびに、うまく行っている地域とそうでない地域の1つの共通点を見つけたような気がします。
私の体感値であり、統計を取ったわけではありませんが、
ご飯が美味しい(都内レベルで)地方は栄え、地元でしか愛されない味(好みがかなり分かれる味)を出す地方は、地方創生プログラムが残念な結果になっているように見えます。
個人的ランキングは以下の通り
〈流行っている〉
ご飯が美味しい+都内ではあり得ない地方価格で提供している
ご飯が独特+地元民が独特の中の良さをマーケティング調査して上手くアピール
ご飯が美味しい
ご飯が普通+土地を生かしたオシャレor広い箱物で食べられる
ご飯が独特+地元民がこれが一番と思い込んでいる(美味しいからマーケしなくても大丈夫と思っている)
〈残念になっている〉
★ご飯が美味しい+都内ではあり得ない地方価格で提供している
言わずもがなですね。空気も美味しいので都内で食べるより圧倒的に美味しく感じます。刺身系はホントこれ。だから海のものを出す地域って流行るのかなあ。
★ご飯が独特+地元民が独特の中の良さをマーケティング調査して上手くアピール
意外とこれもある。岩手の冷麺とかこれだと思う。私はゴムみたいな麺、好きだけどね。だって大分にも大分冷麺あるのに、冷麺っていうと岩手が連想されるよね。
★ご飯が美味しい
見つけられるまでに時間がかかるので、これで生き残っている店は、そこ地域でその1店舗だけ行列ができていたりする。
★ご飯が普通+土地を生かしたオシャレor広い箱物で食べられる
今流行りのインスタ映えだったりとか、建物が可愛いとか。都内はなんだかんだお店はどこも狭いですからね。
広々とした場所でゆったりとした食事は美味しいです。
★ご飯が独特+地元民がこれが一番と思い込んでいる(美味しいからマーケしなくても大丈夫と思っている)
まずい、とかそもそも店がない、とかは論外と言うか戦い方の軸が変わると思うので出しませんでした。
ご飯に限らず、残念になっている地方って、地元民が他地域のことを全然知らず、おらが町の一番をずっとおしつづけているようにもおもいます。
外から見たら違うのに、とか。若い人はそれ食べないよ、とか。
地域おこし協力隊とかって、そう言う外の知見を内に入れるためのプログラムだと思いますが、結構その地域よがりになってしまっている協力隊員も多いんんじゃないかな、と思います。
逆に完全によそ者扱いして、地域おこし協力隊員をこき使う地域も、それじゃ意味ないじゃんって思いますけどね。
何はともあれ、地方創生って難しいです。