くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

都会暮らし、田舎暮らし

 

フランスの哲学者ボール・ジャネによると、主観的に記憶される月日の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価される、つまり、人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例するらしいです。

こうしたことを踏まえて人生の折り返し地点、つまり半分はどこなのかというと二つの説があるようですが、一つは10歳頃、もう一つは20歳頃となるそうです。

どちらにせよ、私は就職するとなったときに初めて上京したので、ジャネの説を取るならば、私は既に人生の半分を田舎暮らししてきたということになります。地方都市ではなく、とても不便で、預金通帳の中身は地元住人に筒抜けの田舎です。(秘密という概念が存在していないと思う)

 

残りの半分をどこで過ごそうか。最近、やっぱり私は東京で暮らしていきたいなあ、という気持ちが高まっています。高まりつつも、思うのは、自分が子供の頃にしてきた暮らしを、東京で少しでも実現するためにはどうしたらいいだろうか?ということです。

完全には無理でも、自分が田舎暮らしについて良いと感じていた根源的な部分を都会暮らしにトレースすることはできないだろうか、ということを最近よく考えています。

 

個人的には田舎で暮らすことは、車を持って現代的な、冬は暖かく夏は涼しい、変な虫に刺されて身体中が赤いあざだらけになることがない、快適な生活を送ろうと思うと、東京で暮らすよりも環境に悪いことをしなければならない場合があると思っています。また、お金も余計にかかることがたくさんあります。

そうではなく、集合的にみんなで住むことで、みんなで何かをシェアしている都会の状況は私は嫌いではないです。そんな中で、自分なりに持続可能で、燃費のいい暮らしを考えていくことはできないかなあ、と色々な田舎暮らし動画を見ながら考えている最近です。


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おやすみなさい。