女性の身体のこと、というセンシティブな内容ですが、中高生の頃こそ知りたかった、と思うので、綴りたいと思います。
ジェミーナ(低容量ピル)を使い始めて2ヶ月が経ちました。
昨年、友達の婦人科系の病気になって大変だったお話から、友達に女性の身体のアレコレをレクチャーしてもらいました。年々生理痛がひどくなっていた私は興味津々。コロナも落ち着いたかな?と感じた今年の夏に近くの婦人クリニックに行き、そこでもまた色々レクチャーを受けてからジェミーナを始めました。
まず2ヶ月経って思うのは、
生理がこないってなんて便利なんだ!ということ。
人によっては薬の飲み始めはちょろちょろと出血がつづくようなのですが、私は特にナプキンを使うレベルでの出血はなく、たまにおりものにちょっと血がまざった?くらい。
この二ヶ月ナプキンを一切使っていないのですが、
・夫と週末ちょっと近所のスーパー銭湯行きたいね、が唐突にできる
・旅行の計画もなんも気にせず立てられる
・生理用品を買うという出費がなくなった(夜用と昼用のナプキン代より薬代の方が高いけど、そこまで大きな差でもない。なんなら生理の時は甘いものが絶対ないと乗り越えられず、スイーツを買ってたけどスイーツ代なくなった。このスイーツ代金も含むなら、薬代金の方が安い(笑))
・お腹が痛くならないので、仕事/勉強のやる気の波みたいなものはなく、集中とやる気が自分でコントロールしやすくなった
・怠い期間がなくなった。一ヶ月にここには予定(仕事・ゼミ発表)を入れたくない、というものをがんばって意識していたけれど不要になった。いつでもウェルカム。
もちろん薬なので、全ての女性がここまで快適になるのかは私には分かりませんが、生理痛にお金と時間をかけて改善しようとすることには結構大きいメリットがある、ということは主張したいです。
私は生理が来たのが高校生の中頃で、安定して毎月のこととなったのが大学生になってからだったので、体育の水泳を休むとか、痛くて辛いから休む、受験との兼ね合い(今思えばたまたまこなかっただけで、生理きてたら寒かったし、受験失敗してたかも)なんかは何も気にせず人生やってきちゃったのですが、もっと早くから生理と付き合っている人の方が大多数だと思うので、やっぱりもっとこういう知識を大人もアップデートしなきゃいけないよなあ、と思います。
(当時の高校の女の体育の先生は、やっぱり生理で休むことに厳しい先生だった記憶があるため。自分はまだ大して生理がこないからほぼ無関係だったけど、生理痛ひどい人には地獄だっただろうな。先生にこそ、痛い人は病院行きなさい!の方で怒って欲しかったよね、せめて。)
最近、生理は痛いんだ、苦しいんだ、だから男性陣よ分かって!
みたいなマンガとか流行っていますが、それよりも、生理痛は病院行った方がいい案件であることと、こういう病気に関する保険適用が色々充実する方向になるような議論も大きくできるようになるといいな、と思います。
(でも冷静に考えたら、めっちゃ痛いことさえ男性や軽めの女性には分かってなくて、まず第一歩の歩み寄りの現象だったのかもしれないけれど……なら、尚更そろそろ次のステップだよね)
というわけで、ジェミーナを始めて2ヶ月レポでした。
おやすみなさい。