久しぶりにTVが見られるようになったので、金曜ロードショーでもみようかなーとラインナップをチェック。
今日からハリポタ祭りなんですね。
そのあとはカリオストロの城、などなど。さすがにこれ何周目だろう?感があるのは私だけでしょうか。
こうしたラインナップを見ながら、
あたりさわりのないラインナップだなあと思いました。冒険しないけど、確実に一定の視聴率が取れる、けれども着実にオンタイムで観る人は減っていくような。
あたりまえにオーソドックスな映画は調べなくても耳に入るので、レンタルでもネットでもいつでも見られるようになった今、自分では絶地辿り着けない
えっ何その映画?
って思うようなやつ、TVでやらないのかなあと思ったり。
それこそ、新宿とか渋谷とかの小さいシネマでは上映するけど全国上映されない(けどめちゃ面白い)みたいな映画こそ、TVでやったら地方の映画好きな人には嬉しいサービスなんじゃないのかなあと思うのですが。
映画だけでなく、いろんなことがあたりさわりなくしかできないような閉塞感があるような気がします。
学校では保護者や世間の目を気にして、冒険した授業は公立ではなかなかできないし。
公務員たちのあたりさわりのない働き方も、そういう世間の閉塞感からなのかしら。
テレビの他のバラエティもなんだか似たり寄ったり。
そのかわりにネット上には冒険が溢れていて(Youtubeとかネットテレビとか)
冒険的なものは勝手に入ってこなくなった(=自分で主体的に選ばないと自分の目には入ってこなくなった)が正しいのかもしれません。
これって、それぞれが見たいものだけをみていて、そこから意図的に抜け出ようとか、ちょっと違うものに挑戦しようとか思わないと、ずっと同じものばかりを食べることになってしまう、という状況なのかしら。
一つの同じ食べ物ばかり食べていれば栄養が偏るように、刺激も偏っていないか、こりゃ日日点検が必要な時代なのかもしれない?
ということを金曜ロードショーのラインナップから考えさせられました。
今日は本を読んで寝ます。
おやすみなさい。