火曜日からお仕事で我が家に泊まりにきていた、西海岸からの友達が昨日飛行機に乗って次の場所へと旅立ちました。
何でも、せっかくアジアに来たということで、周辺の国を色々見てから帰国するとのこと。アメリカから日本って遠いもんね。私達がヨーロッパ行くと大抵色々巡る感覚と似たもんでしょう。
食事は基本別なのですが、毎朝朝ご飯だけ一緒に食べました。日本食が好きとのことで、おにぎりにみそ汁、お茶漬け、などなど。
色々な会話の中で、前回来日の際に“うな重”がお気に入りになった話を聞いて、たまたま今の時期って、スーパーで鰻安いことも重なったので、土曜日の朝にはミニ鰻丼andお吸い物を出しました。めっちゃ喜んでもらえたので嬉しかったです。
日曜日は地元の人が遊びに行くようなところのおすすめスポットの紹介を求められ、たまたま私達の予定がなかったので、車でドライブしながら成田空港まで送る提案をしました。
午前中だけで、ローカル民がよく行くおもしろい場所。ということから、夫婦でどこに行くか緊急会議!
浅草など、実は東京住んでいても遊びに行く、外国人ウケも良いスポットをほぼほぼ封じられた私達ですが、結局こんなコースに。
ドライブで首都高走る
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海ほたるに行く
*車でしか行けないため基本日本人しかいない
*お土産品が千葉と神奈川の物が多く、東京でみかけないものが見られる
*眺めが気持ちよい
*足湯体験ができる(ついでに足湯入れるという東京近郊では貴重なスポット)
珍しかったようでかなり楽しんでました。足湯でああ〜極楽〜って思うのは世界共通な模様。これから飛行機乗るし、ちょうどよかったかもね!
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千葉でラーメンを食べる
*カリフォルニアでもよくラーメン屋に行くそうですが、一蘭は人生一旨いラーメンだったとのこと
*しっかりスープも全部飲み干す程の旨さだった模様
*NYにも店舗あるようなので、しっかりオススメしてきました(笑)多分ここより高いと思うけど……。
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彼希望「ローカルスーパーでお土産とか買い物したい」
という要望から成田のイオンモールで買い物
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空港
イオンなんてほぼ行かない我が家ですが、安くて、とりあえずなんでも揃っていて、海外から来た人が迷わずお土産品なんかをお買い求めするのに便利な場所だなーと思いました。
成田空港まで15分くらいの場所の立地なのでギリギリまでお買い物楽しめたし、和雑貨屋さんが充実していて、お土産探しにも困らず。次回からも海外からの友達が来たらこの技使えそうです。
滞在中とドライブ旅で、結構色んなことをおしゃべりしました。
彼と、今まで訪れた国の中でめっちゃよかった国どこ?
っていう話をした時、流れで人生変わった出会い、みたいな話になったのですが、友人の人生変わった話を聞きながら、
「品物やお金と同じように、運も”やり取り”可能そうだな」
と思いました。
友人が人生変わった、という旅の一つがコロンビア旅行でした。
砂漠のとあるカフェで、まだ若い一組の夫婦に出会ったそうです。
彼らは金融機関でガリガリ働いていたようですが、一旦会社を辞め、今は自由に世界を旅している途中だったとのこと。
友人はそんな彼らに、いつかは自分もそうやって世界を回ってみたい、と言ったところ、カップルたちに今やらないの?
と聞かれました。お金が貯まってからかな、という話をすると、カップルたちは大体どれくらいのお金が必要になるかその具体的費用、その後のライフプランの選択肢、などを教えてくれたそうです。
その時友人は会社にお勤めの身でありながらも、個人的にも仕事を請け負っていたこともあり、帰国後にすぐ会社を辞めて、その後はずっと自分の身一つで仕事をするようになりました。
そんなライフスタイルを始めてみると、個人的に請け負っていた仕事は倍に増えて、自分が思っていたより生活にも困らない上に、仕事で世界中に行けるようにもなったそうです。
ここまでのことを書いていると、なんかインスタとかでよくみるフリーランス最高!!旅をしながらお仕事♡みたいなアカウントを思い出しそうになります(笑)
(綺麗な画像をアップし続けている彼らがどんな価値を世界に生み出しているのか私は分かりませんが)
友人は専門家として、各国のその手の専門家ともたくさん繫がり、さらに仕事を増やしています。それもこれも、今思えばあのコロンビアの砂漠のカフェで出会った夫婦がきっかけだったとのこと。
私が思うに、友人はコロンビアの砂漠のカフェで、“運”を手に入れたんじゃないかな、と思います。“流れを引き寄せる”、”自分にとって良いものに気がつくカン“と言ってもいいのかもしれません。
よく自己啓発本コーナーで、「引き寄せの術」とか、「人生は鏡」とか、そういう本をよく見かけますが、あれって結構真理だと私は思っています。
つまり、「習慣」なんですよね。
大抵の人の「習慣」って親とか家族から引き継いだもので、たまたまソレが自分に合うもの、自分が求める生活の「習慣」であれば、そのまま続ければ良いと思うのですが、そうじゃない時は変える必要があります。
例えば分かりやすい例が「消費行動」でしょうか。例えば同じくらいの収入の家庭でも、外食一つでも色んな選択肢があるかと思います。
*毎月一度、家族で外食に出かける(ファミレス、お手軽な回転寿司など)
*外食は半年、もしくは年に一度だけ(ただし、普段は絶対行けない高級な鉄板焼きとか回らない寿司屋に行く)
*外食はほぼしない。代わりに自宅でめっちゃいい食材をたまに仕入れて、調理して食べる
何を求めているか、どう暮らして行きたいか、でどっちの生活スタイルを取るか、きっと違います。
友人は、砂漠のカフェの一件以来、きっと、自分が大切だと思うことをよく考えるようになって、何か選択肢が目の前に現れた時、自分に取ってどっちがいいか、という判断を瞬時に選べるようになったんじゃないかと思います。それが”運”。
今回だって、友人は仕事であれば、特別我が家に泊まらずとも、ホテルを取って余計なことは一切考えず、仕事に集中するという選択もあったはずです。
ホテルであれば、クリーニングのサービスもあるし、24hなにかあっても大抵対応してくれます。(我が家もできるだけ困ったときは助けるけど、24hは無理(笑)
けれども友人は我が家に泊まることを選びました。(そして我が家も大歓迎しました^^)
同じ時間を過ごして、これまで以上に親密な仲になり、普通の外国人観光客では体験しにくいことも体験しました。
友人は自分に取って最適な、幸福になれることを選ぶことができる、引き寄せることができる習慣、つまり”運”を手に入れて磨いて、さらに今回もまたこの旅を通して磨きをかけたと思います。
我が家も素敵な体験ができました。
友人の生活スタイルを垣間みて、素敵な西海岸スタイルの勉強になったし、親密度もアップして、次は私達が西海岸に行った時、彼の家に泊めてもらうことになりそうです。
また、彼の専門分野はなかなか面白く、私達が普段の自分の仕事の中で、その分野について何か困ったことがあれば、友人か、または友人を通じて世界中の専門家が助けてくれるかもしれません。
我が家もまた、運を引き寄せているのかもしれないです。
運はちょっとした“心遣い“のやり取りから生まれる“信用”が積み重なって、磨かれていくことを考えると、品物やお金を交換したり、働いて結果を出してキャリアアップをしたりするのと同じように、運も”やり取り”可能なんだと思います。
自分たちにとってよい運を引き寄せられるよう、日々の選択肢に敏感でいたいものです。
そういえば、"運"でこの本を思い出しました。
中学生のときに出会った、自分自身の思考の方向についてとてもよく考えさせられた本です。