くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

行ってみたい場所はただ一つ

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今週のお題「行ってみたい場所」

 

高校生の時、世界史の資料集はどんな旅行ガイドブックよりも魅力的な本だった。不思議な遺跡の数々。建築の巨匠達が建てた教会や宮殿。いつ、だれが作ったのかも分からない不思議な建造物。

1、2枚の写真では物足りなくて、インターネットで検索しては現地に行って生でみることを夢見た。いつか大人になったら行きたい。

 

大人になって、時間をやりくりしてはあのスーパーガイドブックに書いてあった場所を巡るけれど、まだまだ行ききれていない。そういう意味での行ってみたい場所はたくさんある。

インドでタージマハルは絶対にみたいし、香辛料がずらりと並んでいる風景も見てみたい。スペインに行ったらアルハンブラ宮殿に行きたいし、生のパエリアが作られる様子と作る人の姿も見に行きたい。ナスカの地上絵も見に行きたいし、マチュピチュ遺跡も行ってみたい。

けれどもこれらはきっとこの先、私が行動を起こせば行けるはずだ。第三次世界大戦でも起きない限り、世界は自由に歩けるし、自分が思っている以上に行きたいと思った場所には結構すぐにいけるもんだということも、大人になるまでの間に学んだ。

 

けれども、そうではなくて、ガイドブックはもちろんなくて、前情報もないけれど、そんな事前の知識とか関係なく、ただただ好奇心で行ってみたい場所はあるだろうか、と考える。

 

 

一つだけあった。それは宇宙だ。

宇宙に行ってみたい。とてつもない金額のお金をかければ、今でも大気圏辺りまで民間人が行けるようだけれども、そういうんじゃなくて、月とかに行ってみたい。

地球ではない土をふむというのはどういう感覚なのだろうか。

 

残念ながら、宇宙の知識にも乏しいしそれを仕事にできるくらいの情熱はない私ができることは、きちんと納税をすることと、世界ができるだけ平和にいられるように知識を身につけること、そしておばあさんになるまで体力を落とさないように自分を鍛え続けることだ。

長生きすれば、火星にも行けるようになるかもしれない。孫に敬老の日のプレゼント何が良い?って聞かれたら、火星旅行!って即答できるように、自分自身の健康寿命は延ばしておきたい。

 

というわけで、私の行ってみたい場所は、宇宙。