最近、ゆとりですが何か、をはじめ、ゆとり世代が社会に出てきてそのトンデモ行動がネット上で流れている。
すぐ休む、とか。
すぐやめる、とか。
我慢できないとか、とか。
私はいわゆるゆとり世代だ。
事実、そういうどうしようもないやつって確かにいる。
そういうやつは、大抵学生のときから、なんだこいつって仲間内でも思われている。
でも、こういう人って、ゆとりゆとりって言ってる世代には本当に存在しなかったのだろうか。本気で相手がゆとりだと思っていっているのだろうか。
でも、人口の問題で、100万人の中から上位100人下位100人、ってやるのと、50万人の中から上位100人下位100人って抽出するのでは、たぶん質も違う。
企業に採用される人の中に、これまで、すぐなんちゃらってやつが混ざってなかっただけで、実際はそうじゃないところに、どの世代においても一定の割合で、すぐ休むキャラはいたんじゃないだろうか。
ゆとりの反対ではないが、最近老害という言葉もネット上で飛び交っている。
上の世代にも、なんじゃこいつってやつは一定数いるんだろう。尊敬できる上司だっているのに、やっぱりなんじゃこいつってやついる。
もう一つ、おもしろいと思うことがある。
ゆとりゆとりって言っているやつに限って、正しいゆとりの期間を知らないのだ。
意外とゆとりって期間が長い。今中堅でがんばる世代あたりは、カリキュラム上はゆとり教育のはじまりに重なっている。
お前もゆとりだよって言葉を返したくなる。
だから思う。
ゆとりゆとり、と言いたいやつは、相手が本当にゆとりだからできない、と思って言っているのではなく、自分自身が上に立ちたいという無意識に近い意識の中での発言なのではないかと。
そう思うと、ゆとりってあれに似てるなって思った。
風評被害というか、人の噂もなんとやら、の話に。
規模が大きいから90日どころではないと思うけれど、いつか消えていくことではあるんだろうな、と思ったり。