日記を始めることにした。
今日の自分は明日の自分より劣っているのか。昨日の自分より今日の自分の方が勝っているのか。ということは正直どうでもいい。
自分の考えたことや思ったことを、きちんと文章にしてみる癖をつけることが、自分にとってとても重要な気がした。
私は言葉にするということについてめんどくさがりだ。
起きた感情がどかーんっていう感じだったらどかーん、だし。なんかその台詞、青っぽいなと思ったら、頭の中で青い色だけ想像して別に周りの人と共有したりもしない。
でも最近、それはなんだかもったいない気がした。自分の身近な人と共有すると、ちょっと楽しくなるという味を占めたのだ。
しかしここで困ったことが起きた。
2人や3人くらいだと、会話はキャッチーボルの容量と一緒だ。右利きの私は左手にグローブをはめて、相手のボールをキャッチ。ボールを右手のちょうどいいところに持ち直して、そしてどっちかに投げる。
でもこれが4人以上になると、会話は突然卓球になる。そこに卓球台が出現し、左手のグローブは消えて右手にラケットを持つ。ボールはサーブのとき以外は触ってはいけない。相手からボールが来たら、ラケットで返す。返すときに、右に打つか、左に打つか、深く打つか、浅く打つか、ちょっと回転をかけるか、はたまたドロップしてみるか。一瞬で考えて一瞬で返さなくてはいけなくなる。
キャッチボールも卓球も楽しい。どちらも違う楽しさがある。
キャッチボールは楽。相手を待つ心の広さを持っていれば、相手がいくらエラーしようが気にならない。いくらエラーして会話がくねくねしても楽しい。
卓球はちょっとドキドキ。でも、テンポが良くてエキサイティング。しかもみんながそれぞれ、いいタイミングでドロップしたり、回転をかけることによって、会話は少人数では掘れないところまで掘れたりする。
私は卓球会話がとても苦手だ。
でも楽しい。もっとみんなと話したい。なんで日本人なのに日本語の会話にさえついていけてないんだ。
そんな自分を少しでも成長させるために日記を始めることにした。
日記を始めるにあたって、自分と約束をする。
多すぎると守れないから、3つ。
①2018年6月6日まで、つまり1年後まではとりあえず毎日書く。1行でもいいからなんか書く。
②思ったことは書く。ドロドロしたこともかく。
③夢は書いてもいいけれど、嘘は書かない。
がんばれ自分。