くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

さよならのマーラーカオ

f:id:kuro-yan:20180719102336j:plain

今年に入ってから体調が思わしくなかった祖母が、ついに旅立ちました。

施設に入りきりの生活もそこまで長くなく、意識を持って私達としっかり会話もできるうちに、夜の間、眠るように旅立った、いわゆる”ポックリ”だったようなので、”これ、幸い”と感じます。

kuro-yan.hatenablog.com

最後まで、元気になって施設を出たら××の寿司が食べたい、とか。ラーメンが食べたい、とか。うな重が食べたい、とか。施設で寝ている状態でも、自分がやりたいこと(というか食べたいもの)が明確で、生きる気力に溢れる元気な人だったなあ、と思います。

そしてそんな祖母の姿を見て、私の食いしん坊は祖母似と確信しました(笑)

 

今年になってから、よく祖母の顔を見に行くことができていたし、

洋裁関係の仕事をしていて、珍しい生地や布、スカーフが好きな祖母に、カンボジアウズベキスタンに行ったときに手に入れたシルクの様々な模様の布、スカーフをお土産にたくさん渡せたし、(祖母は海外旅行好きで先進国はほぼ行ったことがあるが、義足の関係で砂漠と途上国には行けなかった)

運良く同年代よりも早めの結婚を決めたので、結婚式にも招待することができて、ウエディングドレス姿を見せることもできたし。(私が孫の中で一番年齢が上だったし)

心残りはひ孫を見せられなかったことだけれど、晩婚化と子供を産む平均年齢が上がっているこのご時世なので、あしからず。

悲しいし、寂しいけれど、悔いなくおばあちゃん孝行できたと思うので、穏やかに最後の見送りに行ってきたいと思います。

 

 

そういえば、イギリスでは家族の歴史や関係性を記したファミリーノートの存在があるとのこと。私は結構、自分のルーツとか、家族のルーツを調べるのも面白いと思うので、近々母が元気なうちにでも、紙のノートに丁寧にまとめてみたいな、と思ったり。

この日記もそういうことを紐解く一つのヒントになっていくのかな。

いつか有料サーバーにでも保管した方が良いかしら。

 

そういう手記って遺された家族が楽しめる、とても身近なエンタメにもなりそうで。私は5つ以上は何か探すのがワクワクするようなお宝を眠らせて、謎掛けをしてから”ポックリ”するのが目標です(笑)

一人暮らしで学習した生活の知恵「先ず麺つゆより始めよ」

 

f:id:kuro-yan:20180717225234j:plain

久しぶりに将来のひ孫のために必要そうな情報を書き残します。おばあちゃんの知恵袋、ならぬひいお婆ちゃんの知恵ブログ(笑)

 

先日、CMを見ていたらこのめんつゆのCMが流れていました。

そう、創味のめんつゆです。Amazonの価格を見て頂ければお分かりかと思いますが、スーパーで売っているめんつゆラインナップの中では結構お高め。

安い価格帯だと大体1L300円いくかいかないかくらいで売られているので、そこから計算したらこの創味のめんつゆはおよそ三倍の価格。

多くの人は高いなって思う価格だと思います。私も高いと思います。

けれども私はめんつゆを始めとする、主要な調味料だけは、ちょっとお金に余裕がないときでも、ちょっとがんばってでも、「いいもの」を選ぶことをおすすめしたい。というのも、その方が結果としてコスパがいい、という学びを一人暮らしのときに実感したからです。

 

▼醤油、塩、砂糖、味噌、色々あるけど、まず麺つゆから始めよ

料理のさしすせそ、他主要な調味料は色々あるわけですが、個人的には「麺つゆ」こそ最初に投資すべき調味料だと思います。

というのも使える幅が広く、それだけで美味しくしてくれるパワーのポテンシャルが圧倒的に高いと考えられるから。

まず、大体醤油をかけた方がいいものに対しては、麺つゆはほぼ代替できます。(餃子と刺身はオススメしない)

加えて、一人暮らしの味方食材たちとの相性もとてもいいです。

まずうどん。一人分を調理するときにとてもコスパのいい食材。ゆでて暖かいうどんでも麺つゆだし、焼うどんにしても麺つゆ。具材がシンプルでも麺つゆそのものが美味しければ満足度も高いです。

それから各種野菜。ゆでて合える系(おひたし)も醤油が基本だけど、麺つゆでも美味しい。

どんぶり料理の親子丼とか、カツ丼とか(カツだけお惣菜で購入して、家で卵とじ)、そういうのもだいたい味付けは麺つゆ。

なのでまず麺つゆにお金かけた方が良い。

 

▼300円を切る麺つゆの罠

好きな人は好きなんでしょうけれど、安くなる程味自体のパンチが強くなる麺つゆ。醤油もかな。そのパンチは色んな食材たちの”食材の味そのもの”というものを見事にぶちこわしてきます。煮物とかには良かったりするんだけどね。

腕に覚えのあるシェフならばきっと上手に活かせるのでしょうけれど、一人暮らし一年生みたいなひよっこが手を出すには中々ハードルの高い調味料です。

料理の味を濃くするのはいくらでもできるけれど、一旦濃くしてしまった料理の味を整えるのは激ムズ。料理初心者はとりあえず薄味にしておけばあとでなんとでもなる、ってよく言うと思うけれどまさにソレ。

高めの麺つゆは味よりも香りで勝負してくる感があって、300円以下の麺つゆを使うよりも味付けのミスが少ない印象。というか実際私は少なかったです。

 

▼安い素材でも満足感が高まって、自炊に満足できる

自炊する理由って、そこそこ体に栄養のある物を安く補給する、みたいなところにあると思うのですが、節約しすぎて美味しくない物を食べていると、ついつい出来合いのお惣菜を買ってしまったり、本末転倒みたいな展開になることも。

安い冷凍うどんとか、見切り品のお野菜とかでも、いい調味料かけると美味しく感じて結果として自炊が続けられる、という意味で、まず麺つゆに投資した方がいい。

 

▼そして、醤油、塩、油へと広がっていく

何を作るか、自分が好きな料理は何か、によって順番は違うと思いますが、麺つゆの次の投資対象は醤油、次に塩もしくはみりんかな、と思っています。

醤油とみりんにお金をかけると煮物系が美味しくなるし、塩にお金かけると野菜のグリルをオーブン使って作ったときに(意外と楽)便利です。油も地味に大切。サラダ油はともかく、個人的にごま油はけちっちゃいかんな(もしくはオリーブオイル)と思っています。

中華料理系とかビールのおつまみ系が好きだったので私はごま油に最初に投資しましたが、ごま油って、フライパンで熱かけて料理で使うのはもちろんですが、かけてそのまま頂けるレシピも多いんですよね。そのままかけて食すレシピに使う調味料はケチらない方が美味しいです。(オリーブオイルも一緒)

 

夏になると、麺つゆは毎日のように大活躍です。素麺に冷や奴にオクラの和え物、玉ねぎの和風サラダ、和風パスタを作るときにも。

というわけで、

「先ず隗より始めよ」

ならぬ

「先ず麺つゆより始めよ」

というお話でした。

 

目利きとマーケット感覚が問われた気がした本棚整理

 

f:id:kuro-yan:20180717122835j:plain

連休も最終日。昨日一日自転車に乗っていたし、暑いしってことで今日はクーラーを聞かせた部屋で過ごしました。

これを機に、ということで本棚を整理整頓&もう読まなくなった本をメルカリに出品しました。

 

本棚は増やさない。

本棚以上の本が出てきたら、もう読まなくなった本をちゃんと処分する。

というマイルールに則って、本棚から溢れてきた本を選別。

そしてひたすらメルカリに出品しました。

 

出品作業をしている間にも、先に出品した物がどんどん売れて行き、ちょっと嬉しい気分に浸っていると、夫に「そんなすぐに売れるんだ」と驚きの一言。

 

友達には出したけど全然売れないって言ってる人もいるので、出せば売れるって場所でもないと思うのですが、子供の頃自分の母親がヤフオクで色々なものを売りさばいていた様子を見ていて学習したこととか、その後メルカリが登場したときもすぐに参入して、いわゆるマーケット感覚を身につけることができたからこそ、すぐにさばけるようにもなったのかしら、と思ったり。

 先月くらいに読んだ本ですが、次の時代に必要な力の学び方、について理解を深められる本でした。次にやってくる時代の波に乗る為に何を学習しようか、と読んでる途中で自分の中で思考がグルグル。数年置きに、何度も読み返したくなる。

 

さて、本棚整理、というかメルカリに出しながら、よりよく売りさばく為に自分自身が気をつけていることについて、ちょっと考えてみました。

 

・新刊で売れている本は、すぐに読み潰して売りに出す

→メルカリで高値で売れる。まだ旬だから。積ん読はあんまりしないようにしてる。積ん読するくらいなら、図書館とかで予約いれて予約待ちしても変わらないじゃんって思う。

・自分が人に貸してもいい、お勧めしても良い、と思う本だけを本屋さんで購入する(そうでないものは電子書籍のセール時、もしくは図書館で借りてきちゃう)

→自分がいいと思った感覚が正しければ、その後もメルカリでそこそこ売れる。(多分自分と似たような人の利用が多いから)

・出品はメルカリに絞る

→もちろんヤフオクとかもいいけど、自分の年齢と性別的に自分と同じような人がメルカリに多いと判断。自分と同じような人が多い=自分と同じような物を欲しがる人が多い市場。他にも出すとなると色々考える手間もあるので、メルカリにしか基本出さない前提で色々考える。

 

……なんてことを考えていると、本屋さんで本を買うとき、お洋服を買うときの目も厳し目になります。

これって本当に価値ある物?他の皆もほしいって思うもの?

もちろん自分自身が本当に気に入った物を買うという前提が買い物には絶対ありますし、基本的には自分が心の底から気に入った物を買うことが大事。

けれど、オークション出品を何度もしていると、自分が買い物をするときも、「その値段に見合う価値があるのか」と考えるためのトレーニングにもなっているような気がします。

 

なんて思考整理をしていて気がついたのが、これって投資と全く同じなんじゃない?ってこと。

例えば株で儲けるって、実態としては株を安く買って、高値になったときに売る、という行動の繰り返し。

投資の神様のバフェット氏も、本来の価値よりも低く見られている事業を買い、値打ちが出たら売るっていうことを言ってる。そう、株の基本。

もちろん骨董品とかじゃないから、買った後値段が上がるっていうものではないけれど、値段の下がり方が緩やかな物を選ぶことで、結果として自分自身が受ける恩恵も大きくなるのかなあ、なんて考えさせられました。

 

そしてこの、現在は安値(大勢の人があまり価値を感じていない)だけど、未来を考えたときこれは価値のある物だ(ことだ)って、自分のアタマできちんと考えられる、というのがマーケット感覚なんだろうな、とも思いました。

 

手軽にマーケット感覚を鍛える手段として、休日にぽろっとできて、しかも高校生くらいでも参戦できるオークションっていう場所はすごく良い場所なのかもしれないって思いました。

 

荒川サイクリング、都内から行けちゃう榎本牧場に行ってみた

 

めっちゃ暑いよ。危険な暑さだよ、というのは予報で理解していたのですが、三連休どこかで自転車に乗りたいよ!ということで本日、荒川サイクリングに行ってきました。

 

暑くなる前に、ということで早朝出発。暑いのにお昼ご飯の候補地として上尾市のラーメン屋をチェック(笑)最終目的地は荒川沿い、埼玉県にある榎本牧場

榎本牧場 | 上尾にあなたの知らない北海道があります(公式HP

www.jalan.net

なんだかんだで総距離80kmほどのサイクリングの旅をしてきました。

ランニングよりは風を感じるし、木陰なんかは気持ちよかったです。

 

さて、まず目的地その1。ランチにラーメン!

サイクリングコースからは上尾駅までの道を直線一本、という何とも行きやすい道のり。お店正面にちょこっと自転車(2台ぶんくらいだけ)を重ねて置けるスペースがあったのでそこにとめて入店。

営業開始の11時ちょい過ぎくらいに到着したせいか、一等賞のようで、すぐに席についてラーメンもすぐに出来上がりました。

mendokoro-rokumei.jp

関連ランキング:ラーメン | 上尾駅

f:id:kuro-yan:20180717101826j:image

久々にリピートしたくなるラーメン屋を発見した!と思うくらい私の好みでした。塩系なので暑い日でもさっぱり食べられたのがよかった。海老も大きくて豪華でした。卵もついて880円。

納得の価格。というかやっぱり都内で食べるより値段が手頃で嬉しい。

 

ラーメンを食していよいよ榎本牧場へ。ラーメン屋からは10kmあるかないかくらい、という近さ。

自転車で行くと、食後の腹ごなしをしてちょうどいいタイミングでのデザートタイムを迎えられるという程よい立地。 

f:id:kuro-yan:20180717101832j:image

こちらでジェラートを頂きました。

夫婦二人でダブルを1つ。バニラ味とブルーベリー味をチョイス。

荒川サイクリング沿いにあることも重なってか、サイクリストもたくさんいました。自転車をひっかけるバーもたくさんあって、自転車乗りには優しい牧場です。

駐車場もそこそこ広かったので、車で来ても問題なさそうです。

 

 

f:id:kuro-yan:20180717101840j:image

ジェラートの写真は取り忘れてしまいました(笑)

牛や鶏なども近くで見ることができて、本当にこんなところに牧場があるのかーと驚き。

写真はモルモットちゃんです。カメラを向けると、1匹がこちらを見つめてサービスしてくれました。

 

ジェラートの 味は普通でした。北海道や東北にいたときに牧場で食べたジェラートたちと比べたら、そこそこって感じですが、サイクリングコースから行きやすい場所&都内から近い、という点で便利な場所だなあと思いました。

また、近辺の民家の道路沿いには100円の自販機がたくさんありました。

荒川沿いには自販機全然ないですが、コースを川沿いから一旦農道のような民家の道路沿いに展開するおかげか、ここらは自販機充実していました。

スポドリなんかは売り切れも見えましたが、別の自販機も覗けばどれかでは買えるでしょう。

 

 帰り足の時間がちょうど14時頃と、灼熱の時間だったのですが、休憩をうまくはさんで早めの夕方には帰宅できました。

即行シャワー浴びて、キンキンビールに枝豆タイムに突入。休日最高!

当初総距離80kmだったのですが、途中で夫が彩湖まわって帰ろうよ、と言って寄り道した分なのか、サイコンのメーターは92kmとなっていました(笑)

 

次はもう少し涼しくなってから行きたいかな。

 

【ミュージアム巡り】物流博物館で日本の物流を学ぶ

WELCOME TO 物流博物館

引き続きミュージアム系の見学にハマっている我が家。今週末は物流博物館に行ってきました。

f:id:kuro-yan:20180717094428j:image

場所は港区高輪4丁目。プリンスホテルもすぐ近く、というセレブな立地です。

建物も外観はレンガっぽい作りで、中は若干の昭和臭がありましたが、高級でしっかり手入れされていて、なんとなくモダンな雰囲気でした。

入館料は200円。

前回のたばこと塩の博物館JT様のお城と呼ぶならば、物流博物館は日本通運のお城、って感じでしょうか。

kuro-yan.hatenablog.com

 

展示はたばこと塩ほど新しくもなかったのですが、展示されている資料は上から最新の数字が書いてあるシールが貼られていたり、グラフは最近の数字までのっているものに変えられていたりして、きちんと更新されている感はありました。

日本の道は最初、商人の為ではなく参勤交代をする侍たちの為に整えられた、という歴史を学び、商人の為に造られた道と侍の為に造られた道の違いについて、ちょっと調べてみたくなりました。

 

他、日本の関東平野では川を使った物流が盛んだったことや、そこからすすんだまちづくりの歴史など、東京出身ではない私にとっては結構目から鱗というか、東京ってそうやってできたのか!という発見も多かったです。

 

また、子供が遊びながら学べるスペースや、ゲームセンターのマシーンのようなもので遊びながら物の流れを学べる場所もあり、幼稚園・保育園くらいの子から小学生くらい迄はかなり楽しめる場所のような感じがしました。

 

この日も三連休真ん中ですが、お客さんは私達夫婦と2歳児くらいのお子さんが一人いるご家族のみ。ご家族は地下階の展示室前にベビーカーを置いて、中の靴を脱いでブロックで遊びながら物流を学ぶコーナーで楽しげに遊んでいました。

お子さんが柔らかいブロックで一人遊びしている横でお父さんは物流ゲームマシーンに流れている映像を見ていたり、そんなに広い場所でもないし、他にお客さんもいないので、多少大きい声だしちゃっても平気だし、そして涼しいし(笑)

ご家族をみながら、なんだかストレスが少ない上手な休日の過ごし方だなあ、と思ったり。

 

お昼は品川駅ナカで行列ができているカレー屋さんに。キャンプで食べるカレーというコンセプトらしいです。

関連ランキング:カレーライス | 品川駅北品川駅高輪台駅

 

f:id:kuro-yan:20180717094437j:image

 

野菜たっぷり。

BBQカレーという固まりの肉がどんっってのってるカレーが気になっていたら、隣の外国人男性2人組が注文して、うめーっ!って言って食べていたので 次回はチャレンジしてみたいです。

 

 

インド人が教えるカレーの作り方を参考に、ズボラde本格カレー

 

f:id:kuro-yan:20180717092302j:plain

先日、ツイッターでこんな記事が出回っていました。

livejapan.com

インド人なら100均で売ってるスパイスだけで、めっちゃ美味しいカレー作ってくれるんじゃない?という実験のようです。

写真付きで作り方がとても分かりやすかったので、私もエセですがやってみました。

 

ちょっとアレンジ、というかズボラ化しました(笑)

スパイス→余っていたカレールー(2種類)

我が家ではカレールーはいつも2種類ブレンドします。違う食品会社のものをブレンドするようにしています。

玉ねぎ→普通の日本の玉ねぎ。先日遊びにきていたフィリピン人Pくんが日本の玉ねぎが紫色でないことに驚いていたので、向こうでは紫が主流なのかな。ま、大差ないっしょってことで普通の玉ねぎ

トマト→カルディのカットトマト缶。安くて旨いんだよね、これ。

うちの近所のカルディでは大体1缶91円!

にんにく&しょうが→普通のニンニクとしょうが。面倒なときはチューブ使っちゃう。

鶏肉→(本編ではヨーグルトにつけ込んでますが、私は日本酒につけて塩こしょう振っただけ。ヨーグルト無かったし、買いに行くのが面倒だった(笑)

 

 

後の作り方は参考ページとほぼ同じです。

刻んだ玉ねぎをたっぷりの油で炒めて、トマト入れて、にんにくしょうが入れて、

この後スパイス三種中の2種を入れていますが、私はここで鶏肉投入。

火が通ってから、カレールー2種類(少量2ブロックずつくらい)をぶちこんで、いつもより少なめのお湯を少しずついれました。(ルーもいつもより少なめ。トマトで水分が既に濃いから)

トマト缶の水分が程よく入っているので、そんなにお湯を入れなくて大丈夫な感じ。

ルーが溶けたら完成。

いつもよりもインドカレーっぽい、トマト風味の濃いめのカレーができました。米にも合ったけど、ナンにも合いそうなカレーになりました。

 

トマト缶一缶使って4人前分くらいできました。深めのフライパンで作れるくらいの量だったので、洗い物や後片付けもいつもより超楽でした。

ついでにカレールーの節約にもなりました。

お肉はひき肉や豆を使っても美味しそうです。シーフード系でもいけそうかな。

とにかくトマトで味がしっかり出ていて、めっちゃ美味しかったので、今後我が家のカレーの作り方はこのやり方になりそうです。

何よりトマト缶を使うことによってもはや切らなきゃいけないのが玉ねぎくらいという(あとお肉。でもカットされた物を買ってくればそこも問題なし!)

 

簡単で洗い物少なく、しかも野菜もたっぷりなカレー、この夏はハマりそうです。

 

livejapan.com

リュックを新調したくて、気になるリュックを研究してみた

 

数年前、結婚式を前に背中をキレイに&若いのに肩こりが酷過ぎて整体に行きました。その時の先生に、若いのにこんなに凝ってる人初めて。しかも偏りも半端ない。仕事柄大丈夫なのであればリュックにしなさい。と言われて、仕事に行く鞄をリュックに切り替えてからリュック派です。

(業種的にリュックOKなんですが、古い体質なのでしばらくお局様にチクチクされました)

 

紺色で布製。LOFTで3000円くらい、というまあ無難なリュックです。小さすぎず、大きすぎず、丈夫。ということでだいぶ気に入って使っていました。

お気に入りだったので休日も図書館に行くとき、ちょっとしたハイキングにも使って、気がつけば紺色だった部分は日焼けしたのか色が薄くなり、若干オレンジ色味を帯びてきました(笑)

どこかが壊れている訳ではないため、染め直しってできるのかなあ、なんて考えて調べてみると、染め直しのやり方が書いてある記事発見。がしかし、全ての箇所が同じ紺色だったら私の技量でも染められそうですが、ちょっとしたラインや模様が入っているところを避けて染め直すのは難しそうです。

 

というわけでもう少ししたらリュック新調しようかなー

とリュックサーチです。 

 

 

(1)アネロ

一時期、電車に乗り込んだら周りの女性がみんなこのリュックで、「え、なにこのaneloって。流行ってんの? ブランド?」って驚いた記憶があります(笑)

これを友達に話したところ、友達は「政府から支給された鞄」と言っていました(笑)

(その友達は自分でも使っている)でも使っている人が多いのも納得の、ちょっとかわいらしくてでも主張が強すぎないデザイン、背負いやすさ、取り出しやすや、などなど。機能はばっちり。

ただ私の好みのデザインではないので採用はナシかなあ。

 

 

(2)ノースフェース

最近高校生がよく使ってる? たくさん入りそうで、PCなどのデバイスも余裕そう。また型の部分もしっかりしていて頑丈さは◎

ただ大きすぎるかな。都内の電車では邪魔になりそう。自転車通学のみの高校生にはいいんだろうな。

 

 

(3)JEANISM EDWIN

これに限らず、これもよく最近見かける、リュックを上からパチンってとめてとじるタイプのリュック。(チャックじゃないこれ何て言うんだろ)

デザインは結構好みなんだけど、お店で試してみたとき、「あ、このタイプは開け閉めめんどうだわ」と思ってしまったので多分私には向いていない。(ズボラすぎる)

 

 

 

(4)Superdry

日本未上陸だから使い勝手とかは全然分からないけれど、もうこのデザイン好き(笑)なんでこんなに惹かれるんでしょうね。日本人なのに。キリン派なのに。

 

 

こんな感じのを総合した感じのリュックが目の前に現れないかなあと思います。いいリュックと出会いたい。

 

映画『ワンダーランド北朝鮮』感想 私達が最もよく知らない隣人

www.youtube.com

f:id:kuro-yan:20180712131855j:image

6月30日から渋谷、イメージ・フォーラムで公開となった映画『ワンダーランド北朝鮮を鑑賞してきました。

NHKBSを始め、朝の民放でもチラホラ取り上げられていたので、お客さんもそこそこかと思いきや、我ら夫婦、上品そうな老紳士、マイナー映画をよくチェックしてそうな下北沢住みっぽいオシャレ青年、ギターやってる女子大学生の五人。

スーツの夫なんて、完全に映画館の雰囲気とは違う人でした(笑)

映画好きな一部の人しか観ない奴?なんて不安は観賞後には吹き飛びました。

お近くで上映している環境にいる方は是非見に行ってみて欲しいです。

 

冒頭ドイツ語の説明ですが監督はドイツ人……ではなく。韓国出身、映画撮影の為にドイツ国籍を取得したチョ・ソンヒョン氏。

資本主義側の国のプロパガンダでもなく、北朝鮮が国としてアピールしているプロパガンダでもなく、”自分の目で見た北朝鮮の日常”をストレートに貫くドキュメンタリー映画でした。

 

▼監督チョ・ソンヒョン氏について。なぜ彼女は北朝鮮の映画を撮ろうと考えたのか

▼映画『ワンダーランド北朝鮮』あらすじ

▼感想1.問題が現在進行形だからこそ、今観る価値のある映画

▼感想2.観終わった後、一番に思ったこと「これでお互いおあいこだな」

▼感想3.観終わった後、二番目に思ったこと「日本海ってあんなにきれいだったんだ」

▼感想4.”いいものしか見せない”という北朝鮮の国としての姿勢

▼感想5.私は今後、どう向き合っていきたいと考えたか

 

▼監督チョ・ソンヒョン氏について。なぜ彼女は北朝鮮の映画を撮ろうと考えたのか

韓国の全羅南道の釜山に生まれたチョ・ソンヒョン氏は、北朝鮮の真実の姿を知りたいと北朝鮮で映画製作を行うため韓国籍を放棄。ドイツのパスポートを得て飛行機で北朝鮮に向かい、映画を撮影しました。

彼女が映画製作にあたって強く考えていたことの一つが、”北朝鮮の日常を生きる"普通"の人々の姿を届けたい!”という思い、とのこと。

チョ・ソンヒョン氏がどこまでどう考えていたのか、インタビューから全てを読み解くのは難しいですが、資本主義という社会の中で、資本主義が見せる社会主義北朝鮮)だけを受け入れること、に対する違和感、そこから「北朝鮮って本当はどんな国?」という疑問が生まれたのかなあと思います。  

 

▼映画『ワンダーランド北朝鮮』あらすじ

映画は、初めて訪れる北朝鮮にて、監督自身は同胞として迎えられるのか、それとも敵国として迎えられるか、飛行機の中で不安をつのらせるシーンから始まります。

しかしいざ到着してみると、軍人さん、エンジニア、画家、サッカー学校の寄宿舎に住む少年たちと先生方、農家夫婦、工場労働者、みんなから同胞として歓迎を受けます。

政府からプレゼントされたのか、国内観光旅行を楽しむ軍服を来た人達。美しく、土曜日は外国人も楽しめるという大型レジャー施設。

美しいもの、将軍様への純粋な忠誠心、一瞬北朝鮮プロパガンダと捉えてしまいそうになる映像も、よく周囲の風景、人々の表情を見ていると、隠された何かがあることを私達に教えてくれます。

www.youtube.com

 

▼感想1.問題が現在進行形だからこそ、今観る価値のある映画

私はソ連という国を、紙の上、映像の中でしか知りません。リアルな冷戦のときの世の中の様子、というのは何をどうあがいても見聞という形でしか感じることはできないのです。

北朝鮮と韓国の統一問題は現在にも進行中の問題です。トランプ大統領金正恩総書記がシンガポールで会談をするとなったときは、いよいよ終結か!?と思われましたが、実際課題が進捗するような約束や取り決めはほぼないような感じに終わってしまった為、統一問題解決はまだ先になりそうです。

そんな、北朝鮮の現体制をリアルタイムで聞いている、日本人として日本に住んでいる私が感じること。というのは、北朝鮮が現体制を続けている時にしか感じられないことです。

やべえ国だな。でも歴史を調べてみると、アメリカの攻撃の仕方もえぐいな。日本だって、このときの戦争の特需で復興したんだもんな。正直他人事じゃないな。

でも経済制裁を受けて、超絶苦しいのにどうして国は続いていられるんだろう。ワンピースのアラバスタ王に言わせれば、国は民である。なのに。フランスで起きたような革命も起きない。

実際北朝鮮ってどんな国なの?実は資本主義側も結構プロパガンダしてるんじゃない?

 

これが私が観る前に考えたり、感じていた北朝鮮に関することです。

観た後は色々な思考がぐるぐる巡り、上記に書いたような単純な感情ではなくなりました。そしてこれから私達がこの問題に対して、どう向き合っていくべきか、ということをとてもよく考えさせられました。

 

▼感想2.観終わった後、一番に思ったこと「これでお互いおあいこだな」

私が普段、北朝鮮に対して知っていることと言えば、

核兵器の開発をしている、なんかすごいハッカー集団がいて世界に攻撃をしかけているらしい、ミサイルを実験で日本海に飛ばしてる、経済制裁を受けている、船で流れ着いて日本に来た船が青森とかに来てる、日本海で最近イカを国際的には違法な漁法で取ってるらしい、

ということくらい。

イカは最近ニュースでやってたばっかりだったので、みんな食べ物無くて大変な状況なのかな、と、簡単な素材でできた家と人々という想像が膨らみます。

 また、いつも軍人さんが歩いているような映像しか観ていないため、彼らが何を楽しみに生きている、とかそういうことも一切知りません。

このドキュメンタリー映画では、彼らの娯楽や楽しげな生活がこれでもか、というくらい写っていました。(写っていた人達全員が楽しそうな表情というわけではない)

映画撮影が決まったとき、検閲は免れないことも含めての了承とのことだったので、北朝鮮は、北朝鮮の見せたい部分だけを切り取って取材を許可していたからでしょう。

監督自身も”映画は対話”という持論から、”隠し撮りをしない”という姿勢で映画を撮影したようです。

が、監督自身が資本主義側の目線を持っているためか、映像の中心は美しくてもその周りに綻びが見えるすごい作品だったけど。

なので表面だけ観ていると、北朝鮮の、社会主義プロパガンダのように見えてしまいます。

けれども私達だっていつも資本主義側のプロパガンダを観ている訳なので、これでようやく”おあいこ”なんじゃないかな、と感じたのです。

 

▼感想3.観終わった後、二番目に思ったこと「日本海ってあんなにきれいだったんだ」

東側の街、そして工場で働く女性たちを撮影し、その後そこで働く一人の女性工と監督は浜辺を歩きながら語らいます。

白い砂浜、青い海。その浜辺の美しさと言ったら……沖縄レベルに見えました。でも東側ってことは、それこそ秋田、新潟とかがある日本海日本海ってあんなに美しかったの? 昔は日本の海もあんなに澄んでいたの?

日本海だけではありません、トウモロコシ畑が延々と広がる様子は北海道さながら。地平線の先に沈む太陽を見つめる農夫たちの豊かな表情。川沿いに咲く黄色やピンクの色とりどりの花。作られた訳ではない、天然の花畑の不揃いの美しさ。

朝鮮半島の統一問題が解決されたら、私は絶対観光に行きたいな、と思いました。

 

▼感想4.”いいものしか見せない”という北朝鮮の国としての姿勢

あらすじにも書きましたが、映画は基本的にとても美しいです。ただ、監督の目の付け所と編集という技によって、非常に美しいのにどこか虚しい、という映画としてもとても芸術的な仕上がりとなっています。

ー冒頭、軍人さんたちが慰安旅行?なのか観光地で写真を撮っているシーン

監督も混ざって一緒に、楽しそうに写真を取り合うシーン。私はこのシーンで涙が出てきてしまいました。

美しさを感じると同時に、彼らも同じ人間で、私達と同じように楽しいときは楽しいし、嬉しいときは嬉しい、という当たり前のはずのことをどこかで忘れていた自分を思い出したのかもしれません。

カメラのメーカーがどこなのか、よく目を凝らしましたが観ることはできず。ただ、一眼もデジカメもみんな持ってました。

ー軍に仕えている家族が住む高級マンション

軍で良い仕事をしている故、将軍様が無料でくださった、と将軍様への感謝を述べるおばあちゃん。冒頭と最後にこの家族が登場します。キッチンはかなりキレイで、調理器具も充実しています。冷蔵庫等の家電は最新式な感じはしませんでした。

軍人さんの家ということか、登場した様々な職種の家の中で一番おかずの量が多かったです。(他の家庭の様子も、基本的には綺麗な家が登場しています)

ただ、最後のおばあちゃんと孫が一緒にインタビューを受けている映像は圧巻でした。

あの国で最上クラスに属しているだろう暮らしをしているおばあちゃんは、将軍様への感謝の念でいっぱいです。どれもこれも将軍様のおかげ。自らの命を犠牲にして国益を守った軍人の逸話を誇らしげに語り、自分の子供や孫にもそういう生き方をして欲しい、いざというときは国の為に命を捧げて欲しい、それが本望。といった口ぶりで、目もキラキラと輝いていました。

一方インタビューにそう答えるおばあちゃんの横で、孫はずっと、物言いたげに床の絨毯を指でいじっていました。その表情はほとんど無表情で、おばあちゃんと同じ思想を持っているとは到底思えませんでした。

各シーンで”美しさの虚構”は垣間見えていたのですが、これがもっとも決定的な場面だったと思います。

 

北朝鮮は確かに”美しさ”しか見せてくれませんでした。けれども北朝鮮が見せようとしてみせた”美しさ”によって、(そして監督の徹底した”対話”によって)こうした”虚構”、”ほころび”を露にしたようにも見えてきます。

 

▼感想5.私は今後、どう向き合っていきたいと考えたか

タイトルにも書きましたが、改めて「私達が最もよく知らない隣人」なんだなと思うと同時に、何がお互いにとって幸せなのか、という視点の問題解決思考が自分には足りていなかったのかもしれない、とも感じました。

国の問題はその国自身ができるかぎり自力で頑張るのが筋

と頭では分かっていても、どこかアメリカンというか、日本という先進国に住んでいる驕りからか、あんな寂しい、ひもじい生活をしている人達がたくさんいるなんて、そんな世界があるなんて、指導者は何をしているんだ!

(そうだ自分たちが助けてやろう、介入してやろう)

という思考が全くなかったかと言われれば、ちょっと自信がないです。

当事者じゃない人がヘタに介入すると、こじれる確率の方が高い、というのは幼い頃からのケンカの経験でよく分かっているはずなのに、国同士となるとこの経験を無視して思考してしまいがちです。

それに冷静に考えたら、どの国でだって、どんな先進国でだって、指導者は常にこの指導者は何をしているんだ!と思われているのにね(苦笑)

私が考えるべきは、一旦自分が住んでいる日本という場所で、危機が訪れないようにするにはどう行動すべきか。相手国をどうこうしてやりたいって視点ではなく、自国はどうする?って考えて行動すること。

そしてその次が、世界という規模で、危機が訪れないようにするにはどう行動すべきかも考えてみること。自国はどうする? で出した結論や、こう行動すべきって思ったことを、じゃあ世界で考えたらそれで得する側損する側はどうなる? バランスは?っていう視点でも考えてみること。

考える為にも、やっぱりこうしてどんな情報にでも触れて、まずは相手を知ること。

だって私達にとって北朝鮮って、日本海を挟んだすぐ向こう側なのに、やっぱりまだ”私達が最もよく知らない隣人”なんですもの。

 

 

最後に、映画監督の原一男さんは、映画についてこのような感想を残されています。

「観る者の映像を読み解く能力が試されている」 

あなたはチェ・ソンヒョン監督のドキュメンタリー映画『ワンダーランド北朝鮮』から、何が見えるのでしょうか。

きっと私とは違う感想も持つと思います。でも、そうやって多くの人が観て、感想が集まることで、私達はまた、”よく知らない隣人”についての知見を深めていくことができるんだと思います。

 

映画『ワンダーランド北朝鮮』は、2018年6月30日(土)から、シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー。

映画『ワンダーランド北朝鮮』 | 北朝鮮の”普通”の暮らしとその人々。これはプロパガンダか?それとも現実か?

www.youtube.com

 

ゆるく始めた、豆生活はズボラさんにこそオススメしたい。

夫が近所の自転車屋さんのチームの人と仲良くなり始めてから、これまで以上に健康志向になった最近です。

元々自転車の基本的な乗り方や水泳(泳げなかった)を教えたのは私だったのですが、アイアンマン70.3を完走するくらいになるとさすがに次はそろそろ”ガチ勢”に聞いた方がいいだろうなーと思っていた矢先、ひょんなことからチームの人と出会い、近所なら一緒に走ろう!という誘いを受けて、毎週末は自転車で走りに行くようになりました。

 

※正直、トライアスロン完走くらいから早く”ガチな人”と出会って欲しかった……(笑)

 

メンバーが自分よりも年上andそこそこ金持ち(みんな100万円以上のチャリを組んでる!しかも2台持ち!)ということで、最近会社では後輩に頼られることが多くなっていた夫としては、再度自分が色々なことを教えてもらえる場所を見つけられて楽しいようです。

だいぶ可愛がってもらえて、部品を半額で譲ってもらったり、もう使わないからと言ってもらったり。真の金持ちは心が広い!

ただの金持ちローディーおじさんの集団な訳ではなく、自転車の技術もかなり高いようで、みんな体もかなり出来上がっている人ばかり。偉大な先輩たちに刺激を受けて、夫はプロテインを購入し、筋トレ×プロテイン生活。

お酒も控えて、朝は豆乳グラノーラプロテインがけ、お昼は私が持たせている弁当、夕方に夜食で食べられるおにぎりを朝持って行っておいて、帰宅後の夕食はサラダとプロテインで内蔵への負担を減らす。というストイックっぷり。

私もつられて3kg減の先月でした(笑)

元々痩せ型の夫はちょっとずつ筋肉がつき始めました。なんか付き合い始め当初は音楽青年だったんですが、結婚してからどんどんむきむき、どんどん若返っているような気がします(笑)

 

そんな夫の為に、鶏胸肉でサラダチキンをつくっておくなど、鶏肉ストックを欠かさないようにしていたのですが、

肉ってなんかめんどうくさいな、と思い始めた最近です(笑)

そう。なんか弁当作ってるとか、夜食分のおにぎりにぎっているとか書いていると、すごいマメな主婦に見えるんですが、私、超めんどくさがりの超ずぼら人間。

とにかく自分が考えたくないことに関してはちゃっちゃとシステム化してしまいたいタイプ。

kuro-yan.hatenablog.com

 

肉の何がめんどうかって、

・料理しないとすぐ腐る。しかも腐ったら美味しくない(アタリマエ)

・野菜の冷凍ほどは長期保存できない

・焼くときに油はねてその後のコンロ周りの掃除が面倒

・切ったあとの包丁、まな板の消毒が面倒

などなど。

料理好きな人にとっては苦じゃないのかもですが、食べることは好きだけど料理はまあまあ。できることなら超絶楽したい、みたいな人にとって、肉は簡単なようで美味しく食べようと思うと手間ひまがかかるもの。

 

そこで一つひらめいたのが「豆」

セブンイレブンのまめサラダのお惣菜が好きなのですが、あれ?こいつ家でもできるんじゃない?しかもこれ、脂質がないタンパク質じゃん!

ということで、豆生活についてさっそくネットでリサーチ。

ビーガン系の人のブログが多く出てきたのですが、そんななかで選んだのがこちら。

すずや穀物さんの、国産大豆(1kg 728円)

ネットで買うと意外と安いような気がして、それならせっかくだし国産にしとこって思いました。

1kgチャック付きで届くと、これだけ?って感じに思うのですが、豆って水で膨らむので1kgでも結構持ちそうです。

豆は水で戻して蒸すのですが、蒸すのには炊飯器を活用しています。そう考えると、肉よりコスパ良い?

 

夜に次の日一日(夜は食べないので実質お昼のおにぎり用)分の米を炊いているので、日中を利用。

朝、炊飯器を洗ったら、そのまま豆を米のカップ1杯分いれて、その3倍の水を炊飯器にイン。

仕事が終わって夜の家事を始める、19時頃炊きあがるようタイマーをセットしてあとは放置。

すると水を吸った後、炊飯器の炊飯が始まり、程よく蒸し上がる、といった具合です。ネットで検索したやり方を自己流アレンジしているのですが、現状はこのやり方が楽なので満足しています。

 

戻した豆はタッパーに入れて冷蔵庫保管。早く食べた方がいいですが、特別温め直す必要などもなく、サラダにかけたり、ご飯に入れて混ぜご飯にしたり、便利です。

洗い物が油っぽくならないのも楽でいい。(食洗機導入は考えているんですけど。それでも油物は食洗機入れる前に拭き取る必要あるしね)

我が家はまだ始めたばかりですが、二人で、お弁当やサラダなどに活用して、2週間は余裕で、一日の消費量が少ない日が続いたら、3週間くらいこの一袋で行けるかもしれない、くらいの分量です。

 

乾燥しているものなので、冷蔵庫も占拠されないし、いちいちスーパー行かなくてもいいし、炊飯器ピ、で完成するし。これはズボラに優しい食品だな、と思いました。

炊飯器に入れるときに、ひじきとその他調味料入れて炊いたら完全にお惣菜一品完成じゃないか……。

 

ちなみに全部豆の生活にはしていません。だってお肉もおいしいしね。手間ひまかけられる休日だけ、でも満足かなあ、という我が家です。いざとなれば外食も充実しているしね。

食事を変えることによる体への変化はまた観測したら日記に書いてみたいと思います。

 

キッチンの掃除が面倒くさい。

コンロ周りの掃除が面倒くさい。

うっかり腐らせちゃうミス。

まな板と包丁の消毒が面倒くさい。

そんなめんどうくさいから解放されたいズボラさん。豆生活おすすめです。

 

間を空けながら十数年書いてて思う、ブログとの付き合い方

 

f:id:kuro-yan:20180710143012j:plain

ブログが日本に登場して何年くらいでしょうか。

ブログ - Wikipedia

Wikipedia先生によると、2002年頃から急速に普及し、2005年には日本国内での閲覧者数(少なくとも月に1度はブログを閲覧している)が約1,651万人いた報告が総務省からあったようです。

 

地方都市という生温い言葉は瞬殺される、真のど田舎で育った私ですが、実家のPC導入はかなり早く、ダイヤル回線時代からインターネットの恩恵を受けていたおかげか、私がブログを始めた年も2002年頃です。

ネチケットを学び、タグを学び、そして色んな人の色んな考え方をいろんなブログで読みあさっていました。政治の話も経済の話も歴史の話もあまりしない、というかする子がいなかった田舎において、ネットとその先にあるブログは強烈な娯楽だったと思います。

自分のブログにも、ニュースを見て感じたことも書いていましたが、中心は近場で撮った写真でした。最初は親の古いカメラを使っていたのですが、ついに冬の誕生日とクリスマスプレゼントと貯めたお小遣いという合わせ技で最新のデジカメを買って、地元の自然風景の写真をアップしたりしていました。

田舎ってただ空の写真だけでも絵になるんですよね。当時私にとって日常でしたが、PCを持って活用している層が都心部の人が多かったせいなのか、私のカメラ技術があったのか(笑)、コメントをくれる人が多くて嬉しかった記憶があります。

ブログの素材として使いたいって人も出てきて、最終的には加工して無料配布してました。

 

私にとってブログは自己表現の場でもあったのですが、自分はこういうことが好きな人間なんです、という自己紹介ホームって感じの感覚だったのかもしれません。

で、何かコメントしに行くときには、私はこういうもんですって自分のブログのURLはりつけて。文字通り、「アドレス」なんですよね。HPもたなくても、自分はこういうこと積み重ねている人っていう説明がブログで手軽にできたからこそ、いつも意見を交わし合う人となんとなく仲良くなれたりってことができたのかなあ、と思ったりします。

 

自分が最初に使っていたブログサービスの閉鎖とともに、一度ブログとは距離を置くようになりました。自分の現実の生活が忙しくなったというのもあるし、以降mixiとかfacebooktwitter、なんかが出てきて、自分を発信する場(しかも基本は実名で)が増えたこともあるかもしれません。

 

でも、どのサービスも使ってみて、数年経って、やっぱりブログにはブログにしかない魅力もあるなあ、と思いました。

 

例えば匿名性。

もちろん色んな自分の情報をたくさん公開して書いている人も今やたくさんいるわけですが、相手がどんな人なのか知らないからこそ、何のフィルターもなく文章を読んでいるときってあるんですよね。

書き手が男。書き手が女。書き手が外国人。書き手が若い。

私達って、ぱっと人をみて、この人はこういう感じ、という印象を無意識に持って、そういうフィルターを通して物を見てることって多いと思うのですが、ブログは限りなくそのフィルターの数が少ない方だなって思います。もちろん書いている内容から予測はできたりもしますが、本当のところは分からないってところも面白いです。

 

例えば、ほぼ忖度なしのコメント。

まあ、自分のブログアクセスアップを狙って!みたいなのは置いといて。現実世界だと、例えば友達がFacebookを、インスタを更新したら『いいね』しとく。もう忖度だらけですよ(笑)

いや、嫌ならやるなってことだと思いますけど、実名でやってる分やっぱりとてもソーシャルな場ってことでそこは割り切ろうかとは思ってますけどね。

でもブログはぜんぜんそういうの必要ない。というか、興味がなければ読んでも特にコメントを残さない。はてなはスターというシステムがあるから、お、いいね。くらいの気持ちだけスターで残したりできるけれど、それだって、知り合いだから押さなきゃみたいな必要性まったくないし、押さなかったからといって現実世界で何かが起こるわけでもありません。

また、忖度がないからこそ、率直だったり、自分が腹の底から思う主張を言えたりできるのもおもしろいところかなあ、と思います。

 

 

そんな魅力に気がついて、久しぶりにブログに戻ってきてみて、ブログ自体を楽しむ人ももちろんいるけれど、ブログを稼ぐ手段としてみている人もたくさん増えたなあ、という印象を受けました。

文章が価値を生むことは素晴らしいことだと思うのですが、

▲稼がなければというプレッシャーから毎日更新を目指し、心折れてしまう人

▲アクセス数アップを目指してサロン入会。そして毎日書き続けているものの、辛いのか記事からその苦労がにじみ出ている人

 

 

面白い記事もあったりして、読みにいったりするわけですが、特別何もなくフェードアウトしてしまった方。(現実世界でお元気に過ごされていることを願うばかり)記事が必死過ぎて、商品リンク多過ぎて読みづらくなっている方。(文章面白いけれどちょっと読みにくい)

ああ、何でもいいけど。

何でも良いけど、もっとブログって、ゆるくて楽しいんだよ。もっとブログ楽しんで、とひっそり陰からお祈りしたくなります。

 

私も毎日書いているわけですが、ブログとの付き合い方は「楽しく」を大事にしていきたいものです。