せっかく地方から東京に出てきて、もっと東京を楽しみたい!ということで、工場見学系から今度はミュージアム巡りにはまりそうです。
今日訪れたのは『たばこと塩の博物館』
2015年に渋谷から墨田区に引っ越してきて、まだ新しい建物のせいか、JTがお金持ってるのか、めっちゃ綺麗な建物でした。
スカイツリーの近くにあります。
世界史を学ぶなら塩の歴史を学べ!と言っていたのは高校のときの世界史の先生だったかな。私も夫も世界史好きなので、わくわく。
入場料はなんと100円。
100円のクオリティを想像して訪れたら、予想以上のクオリティの高さに感動しました。
実際の岩塩に触れたり。
世界の塩にも触れます。あ、下の方じゃなくて右上の方のやつだけです。
写真を撮り忘れましたが、ウユニ塩湖の塩にも触れました。思っていたより冷たかったです。
また、映像資料や体験型の資料も最新テクノロジーが駆使されていて、充実していました。100円って桁間違えてない?って思うくらいです(笑)
特別展示モボモガ展、常設の塩の展示、までみたところで午前中がほぼ終了しました。まだタバコ展、そしてタバコや塩に関する映像資料、書籍があつまる図書館もあったのですが、午後から私が用事があったため、楽しみきれぬまま、100円だしまた来よう〜ということで、塩だけで終了しました(笑)
日本が塩資源に乏しい、という感覚が自分の中になかったので、新しい視点でした。
確かに海に囲まれているのですが、日本には塩を採掘で固まりで採れるようなところはなく、それこそ海の水を塩化してきました。
海にいくと、超塩辛くて、日本塩めっちゃある感じしちゃうのですが、海の水でさえ、97%が水で塩は3%。
沸騰させて塩を取り出す為には、多量の燃料が必要となって、、というところまで知ったとき、ああ!ホントだ!日本の塩ってすごく効率悪い!って気がつきました。
だからこそ、出汁で味をつける文化が発達したのかもしれませんがね。高血圧には出汁で味をつける方がよさげです(笑)
いかに塩を効率よく海から取り出すか、という工夫を年を追って見ていくことができるのですが、物理とか科学の知見って本当に大事だなあ、と考えさせられました。
同時に、ものづくりのスタート地点は、まず身の回りにある物で組み立てて仕組みを作って、その仕組みがあって初めて工業化とかデジタル化ということができるんだな、ということを改めて実感しました。
最近なんでも、AIで解決!プログラミングで解決!とか言うけれど、そもそもその土台を作るのは技術者に丸投げすべきことではないな、とホントに思いました。
今の世の中、そこを技術者に丸投げし過ぎな人が多いような気がします……いや、お前の仕事は?みたいな。
思っていた以上に楽しめるし、体験型が多いから子供にも良いし、近くに水遊びできる公園があって小さい子で賑わっていたので、子連れで来て、途中で子供が飽きても、最後水遊びというエンタメが残っている良い場所だな(笑)って思いました。
小さい子でも大丈夫そうと思ったのは、日曜日なのに人がほとんどいなかったことからも感じました。
特別展示の方はチラホラいたのですが、常設は途中まで我が家で貸し切り状態でした。
お手洗いも各階充実しているし、展示室内はそこまで広大な、迷路みたいな感じではないので、ちょっと出て廊下のベンチたちに腰掛けられるし、塩展示の廊下・フリースペース空間には、博士が塩のクイズを出してきて遊べるパソコン(五台以上はあったかと)で遊べるし。
あ、あと階段ではなくエスカレーターだし、エレベーターもあったので車いすとかの方でも楽そうだな、と思いました。エレベーターは鏡はありませんでしたが結構広いエレベーターでした。主には団体客を想定されているんでしょうね。
予想ですが、平日は近くの小中学校の社会科見学場所として使われてそうです。児童生徒が整列しやすそうなホールとか、なんか考えられて作られている感あったので。
ちなみにご近所はスカイツリーのお膝元ということで美味しいご飯どころも多数。今回は(も?)ラーメン屋さんへ。
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なかなか美味しかったです。さかなの出汁がきいてました。個人的にはチャーシューがおいしかったです。肉食ってる感がありました。
食後は私は用事があったため、そのまま別件に行ったのですが、夫はスカイツリーのソラマチでお買い物。
塩屋さんで塩を買ってきて、という私のお使いをしっかりこなしてくれました。
調味料、ちょっといいやつ使うと、普段の食材がそれなりでも美味しく感じます。
というわけで塩尽くしの休日でした。
次はどこに行こうかな。