くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

実るほど頭を垂れる稲穂かな、の心で生きたい

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2017年もいよいよ今日でおしまい。

毎日なんでもいいから日記を書くを始めて記事も200を超えました。

 

今年は表現する、特に『書く』ということに注力した一年でもありました。

はじめはまったく書けませんでした。書ける日もあって、書けない日もある。けれども日記は毎日何かを書くことを目標にしている。だから書けない日でも何かを書かなければいけない。

書くことがある日はいいけれど、思いつかない日はちょっと辛かったり。何を書いたら良いのだろうか、と悩む日もそれなりにありつつ、今は毎日書く事に溢れる日々を送っています。

 

推敲をしてからアップをしたり、ネットに接続しない日もあるから毎日の更新、にはなっていないかもしれないけれど、日記は毎日スマホのメモ帳につけて、そのアップは欠かさず、ついに今年の終わりを迎えました。

 

書けないときにはとにかく1行でもいいから、なんでもいいから書きました。

魔女の宅急便ウルスラの台詞が頭の中でぐるぐる繰り返し蘇りました。

「描けないときはもがくしかない」

文章も同じで、「書けないときはやっぱりもがくしかない」

そう思って、毎日毎日何かを書き続けました。

どうでもいいこともたくさん書きました。

毎日の書いて来た日記を読むと、自分の精神状況も見えたりしてなんだか面白いです。

 

さて、『実るほど頭を垂れる稲穂かな』これは中国故事、と呼ばれているけれどその起こりについてはっきりした事はよくわかっていないようです。ググっても、この人が言いました、と断言するような記事は見つかりませんでした。

(あってもそれぞれの記事で言っている事がバラバラなので、どれが正しいのか判別不明)

 

意味としては、稲の穂は実るほどに穂先が低く下がるもの。 人間も本当に偉くなればなるほど、謙虚な姿勢で人と接することが大切であり、会社も成長・発展すればするほど、会社の態度・社員の態度が丁重にならなければならない。というようなものです。

 

世の中で認められている人、一定の成果を収めた人、という人の中には、そのことを武勇伝のように語り、賞賛されています。

自分でもできたから、これくらいがんばったから、もしくはこれくらい頑張れればここまでの人間になれる、といった希望という意味では、そういった武勇伝は一定数必要だと思うし、そういった話しを聞く事は何か参考になることもある。

 

けれども本当に結果を残し続ける人というのは自分の話しをするだけでなく、年下であったり自分よりも権威をもっていない人の話しもよく聞きます。

自分はそれほどの人間ではない、と良い意味で謙虚になれている人は、意外と少ないなあと、大人になって感じました。

逆に、本当にすごい人はどんなに偉くても学ぶ姿勢が崩れず、心の底からかっこいいと感じます。

 

自分自身がそれを実践できているか、たまにきちんと振り返って、卑屈ではなくいい謙虚さというのも磨いて行きたい、紅白をみながらそんなことを考えつつ、年越しをしたいと思います。

 

 

2017年映画を100本みた私が選んだ今年のベスト映画10選

Filmarks(フィルマークス)

Filmarks(フィルマークス)

  • 株式会社つみき
  • エンターテインメント
  • 無料

 

私の今年の目標は映画を100本観ること。なんとかきちんと達成しました。

夏休みの宿題は七月の最初の一週間で終わらせたり、課題は割と計画的に進める性格だった気がするのですが、この目標を達成するために、12月はお休みの日に1日3本観る、なんていう日もあったので、来年はもっと計画的に定期的に観たいですね。

というか、案外自分は計画的な性格でもないのかもしれない、という新たな発見にもなりました。

 

見た映画は全てフィルマークスというアプリで記録していました。

filmarks.com

SNS形式で、インスタやTwitterのように面白いレビューを書き続けている人や友達をフォローしたり、フォローされたりする機能があります。

100本観る、と宣言した友達がフォロワーとしていたので、いい監視役効果が発揮されて達成で来た感はあります。本も年間100冊を掲げたのにちょっと厳しかったので、来年は記録アプリを変えよう。

 

さて、100本観たと言えど、映画に関しては素人。観た映画も、ジャンルはバラバラ。そんな100本だけど、その中でよかった10本を記録していこうと思う。

 

1:きっと、うまくいく

英題はAll is well

インド映画ということもあり長いです。2時間51分。けれどもその長さを感じさせないくらい面白かったです。

話しの中心は工科大学に入学したある3人の大学生の学生時代の英雄譚。いろいろやらかします。意地悪な教授と戦ったり、教授に媚を売る学生をやっつけたり、学生がいろいろおばかをする話しはどの国も共通して面白いですね。

そのおばかの中に、感動も恋愛もそしてインドの教育問題が詰まっていて、一言で面白かった、では片付かない、深い映画でした。インドでは詰め込み教育の末に自殺に追い込まれる学生が描かれるシーンもあったりして、日本も人ごとではないように感じました。

 

2:コッホ先生と僕らの革命

 映画のパッケージを見ると、コッホ先生が亡くなったかのような感じになっていますが、そういう映画ではありません(笑)

「サッカーを愛する全ての者に捧ぐ」という副題をつけたいと思った映画。ドイツのサッカーがどのようにして生まれたのか、というお話です。

今でこそサッカー強豪国で街、地域ごとにチームがあってサッカーで大いに盛り上がるドイツですが、元々はかなり厳格な服従、階級がある社会。そんなドイツで『フェアプレー精神』がどのように広まっていったのか、イギリスからやってきたコッホ先生からこども達がどのように自由な精神を学んだのか、という部分が描かれています。

当時のドイツとイギリスの関係性や、人々の思想なんかも勉強になりました。

 

3:インサイドヘッド

 最近のピクサー映画は大人が観てもだいぶ楽しいものが多い。その中でも色んな年代が楽しめると思ったのがこの映画。

反抗期に入り始めた女の子とその家族のお話です。女の子の脳の中では、楽しい記憶と思い出でいっぱいになるように奮闘する感情達。女の子の脳では大切な記憶、として4つのヨロコビに溢れた記憶が厳重に保管されていました。

しかしある日、それが悲しい記憶にすり替わろうとして、慌ててそれを阻止しようとする感情のヨロコビ。その弾みで脳のコントロールセンターを飛び出してしまい、大冒険が始まります。

感情の成長を分かりやすく客観的に表現していて、こどもも、大人も、そしてティーンも楽しめる映画だと思いました。

 

4:パプリカ

映画そのものも面白いのですが、この映画で一番後に残ったのは音楽。トラウマになりそうな音楽が流れています(笑)

表現が狂気的なので、これは多分ティーンから大人に向けられたアニメかと。千と千尋をさらにえぐい表現にしたらこんな感じなのかもしれない。

精神の研究者が人の心の中に入って治療をすることを中心にした物語。どちらが夢で現実か、理解するまでに二回は観ました。観るたびに発見もあるので、ジブリとは違った意味で中毒性もある映画なのかもしれません。

 

5:ブラックスワン

 ぶっちゃけ、今まで観たどのホラー映画よりも怖かったです。別にホラー映画じゃないのに。主人公は何の汚れも知らない、純粋な少女。その少女がバレエ団の主役に抜擢されたところから、徐々にバランスを失っていきます。

良い女の子は天国に行けるけれど、悪い女の子はどこへでも行ける、を素で行くような映画。物語に出てくるちょっと遊びもする女の子、の方が結果的には幸せになれるのかもしれません。

いや、人の幸せはそれぞれだから、主人公の最後はとても幸せだったに違いない、ともとれます。現実にも起こりそうな事だからこそ恐怖を強く感じたのかもしれません。本当に怖かったので、ホラーだと思ってみることをすすめたい。

 

6:東京ゴッドファーザーズ

 クリスマスにホームアローンは定番だけど、日本人なら多分こっちの方がはまる。クリスマスから年末に切り替わるあの日本の年末の感じを上手く表現している映画をこれ以外にまだ私は知らない。

主人公はホームレスにゲイ、そして家出少女が捨て子を拾うところから始まる。全ての伏線がキレイに回収されて、最後にはハッピーになれるあたりも気持ちよかった。また年末に今度は家族で観たい。

 

7:ショーシャンクの空に

言わずと知れた名作。観た事を後悔しない映画、と言い切りたい。久しぶりの鑑賞だったけれど、やっぱり良い映画だった。終始場面が暗いので、昔の映画だけれども最後の開放感に溢れた太平洋の景色がとてもキレイに見える。

冤罪の主人公の刑務所からの脱出を描いた作品なのだけれども、本当に爽やか。刑務所ものとは思えないほどストーリーは明るめ。

気持ちを晴れやかにしたいときはまたみたい。

 

8:BABE(ベイブ)

思いのほか良かった、という感想が一番似合う作品かもしれない。こども向けかな、と思いながら観ていたら意外と良い話しで最後は少し泣けました。1時間30分ほどの映画ですが、中で短編が小分けになっているかたちなので、小さい子でも見やすいかな、と思いました。1作終わるごとに一度止めてトイレ休憩とかも取りやすい。

すごいと思ったのは全部実写だと言う事。家畜系の動物が全て出てくるので、本当に撮影大変だったんじゃないだろうか。動物達の演技もなかなかクオリティが高く、感動しました。

 

9:シン・ゴジラ

 最近大ヒット映画。邦画のシリアスな状況なのにクスっと笑える笑いどころが個人的には上手いなあと思いながら観ていました。

緊急時の対策についても結構リアルな感じがしたので、これを観た後にアメリカ映画(アルマゲドンとか)の危機が訪れる系の映画を観ると、それぞれの国に置ける危機に対応する心づもりだったり、意識の違いを感じられてそれもまた面白いかも。

 

10:UDON

地方創成の草分け的映画なんじゃないかと感じました。あとすごく香川にうどんを食べに行きたくなった。地方はゆるキャラ選手権とかに予算を割くよりも、こういう映画を一本撮った方が地方活性化につながるんじゃないだろうか。

 

さて、2017年は映画を100本みたわけですが、達成してみると案外100本って少ないのかもしれないな、と感じるので不思議です。

最後なんて1日3本という夏休み最終日に宿題をやりきる小学生みたいなことをしたのに。

けれども今回のベストも100本中の10本であるわけで、もっと色んな良い映画をピックアップしたい、と思うともっと観た方が良いのかもしれないです。

50本中の10本よりも100本中の10本、それよりも1000本中の10本、の方が精度が高まるよね。やっぱり。

というわけで来年は150本目指していっぱい観たいと思います。

 

 

 

 

 

 

今年最後の肉の日、肉マイレージシステムについて考える

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先日、初めて『いきなりステーキ』というステーキ屋さんに行ってきた。

ikinaristeak.com

 

ステーキを立ち食いで、ファストフードのように食す事によって客の回転がよくなり、それによって高級なイメージのステーキをリーズナブルに頂く事が出来るというシステムのお店だ。

リブロースステーキが大体1グラムあたり6.9円。300gだと2,070円となる。300gというと、女性が食べるとしたら結構な量だ。私は自転車乗りの体育会系女子だけど、300gの肉を食べたらお米は食べきれず、夫に半分あげたくらい。

次に行くときは、肉だけの注文でも良いかも、と思った。

ランチで2,070円だと、少し豪華な感じだけれど、出てくる肉の豪華さたるや。これなら納得、と思えるくらいには満腹なる。

 

しかもお店の立地によっては座り席がある店舗もあるようで、家族で美味しいステーキを食べることを考えたらえらくコスパがいい店のようにも感じた。

 

 

けれども、私がもっと衝撃を受けたのは『肉マイレージカード』というシステムだった。これは食べた肉のg数が記録されていって、食べた量に合わせてカードのランクが上がり、ランクが上がるとドリンク等のサービスがあるものだった。

この食べた量を全国ランキングを作って定期的にポスターで掲示しているようで、一番食べている人は、ほぼ毎日ここに来ているんじゃないだろうか、と思わせられるg数だった。

 

そういったカードを作る事によって定期的にお店に来るような仕組みを作るお店が最近増えたようにも感じる。

月額8,600円でラーメンが食べ放題にするシステムを打ち出したお店とか、

netatopi.jp

この月額制っていうのが上手いな〜って思う。定期的にお金を採れる仕組みって、不動産の賃貸とか、レンタルビデオとかと同じシステムで、固定的に収入が入れば、仕入れの量も決めやすいし、客が来る日来ない日の波の影響も受けにくくなる。

ジムもおんなじシステムだよね。

 

これからはどれだけその人の生活の日常に入り込めるか、というところがビジネスのキーワードになってくるんじゃないかと感じた。

 

 

そんなにみんな世界一周がしたいのだろうか

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ハワイに行った後、インスタグラムのフォロワーが急激に増えた。中身を覗いてみると、みんな名前を変えただけで同一人物からフォローされたような気がして、少し不気味に思った。

どんな人にフォローされたかというと、みんな世界一周をしながら、もしくは旅をしながら働いている事をアピールしている人達だった。

仕事内容は分からない。

 

彼らは♯ハワイというタグだけを追っているのではないかと思うくらい、♯ハワイをつけた写真を投稿するたびにフォローを繰り返し、こちらが相手をフォローする気がないことを理解すると解除していく。

 

彼らのインスタグラムにアップされている写真は、大体世界中のどこかの海や空や、きれいな建物の写真ばかりだ。世界一周は謳うものの、世界の裏側のこんな面白いところに行ってきたぜ、というおもしろ写真はない。

ただただ美しく、気持ちがよくなるようなものばかりだ。

 

みんなあまりにも同じ写真しか載せていないので、それぞれどこかそういうサイトで拾ってきた写真を投稿しているのではないかと疑いたくなった。

 

そしてその写真の場所をよく見ると、大体ハワイだ。

もしかすると、世界一周しながら働くということについて、私の認識が違っていたのかもしれない。

1ヶ月ごとに拠点を動かしながら働くのではなく、ハワイを拠点に移動しながら働いている、ということだろうか。

移動しながら働く、もはや曲芸師のような響きだ。そういうサーカス集団ありそうだ。

 

胡散臭いフリーランス、ブロガー、起業目指してるマン、意識高い系学生は、なんでやたら世界一周、もしくは旅をしながら働く事を目指しているのだろうか。

 

今年一年、旅行をたくさんした身としては旅ってそれなりに疲れるし、なんなら旅先で仕事なんてしたくない。旅先ではっちゃけて、家でまったり過ごすことも全然悪くない。

旅をしたい彼らはみんな、日本でどんな家に住んでいるんだろうか。

 

私は今年気がついた。

旅も好きだけれど、家でふかふかのソファに座って、だらだらビールを飲みながらAmazonプライムで映画を観る幸せを。

 

私は今年気がついた。

飛行機も好きだけれど、ローカルバスを乗り継いで、日本の秘境にたどり着き、行き当たりばったりの移動で知らない人と知り合う楽しみを。

 

来年は国内をいろいろめぐってみたいなあ。

 

 

今年我が家で生まれた酒のおつまみベスト3

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私も夫もお酒が好きだ。毎日晩酌するわけではないけれど、特に日本酒が好きでそれに合うアテを探すのも好きだ。

 

旅先でお酒を買ったり、もらったりする機会も多くなった今年は、自宅で晩酌することがとても多かった。自宅での晩酌回数を重ねるにつれ、アテのレパートリーも増えた。

 

友達が遊びにきて、おしゃべりも楽しみながら飲むので、とにかく楽に、早く、おいしくできるもの、を追求して我が家のスタメン入りを果たしたメニュー達の記録をしておこうと思う。

 

第3位

やっぱり男は肉じゃがに弱い。でも肉じゃがは面倒くさいと思っているあなたへ「じゃがいもの煮っ転がし」

 

男は肉じゃがに弱い理由。それは醤油とみりんと少しの砂糖が奏でる味のハーモニーが大衆居酒屋のメニューにあまりないのと、ラーメンや中華とは一線を引いた優しさが込められているからだ、と勝手に思っている。

肉じゃがだってそんなに手のこんだメニューじゃないのに、そんな肉じゃがさえ面倒くさい。世の女性の3割くらいは思っているんじゃないだろうか。

そんなあなたにすすめたいのが「じゃがいもの煮っ転がし」

ジャガイモの皮をむき、一口大に切って水をかぶるくらい入れて火にかける。

沸騰してお水が半分の量に減ったら、砂糖、みりん、醤油で味付け。

煮詰まったら火を止めて、自然に冷ます。

ほったらかす時間が多いので、その間に別の一品に取りかかれるのも美味しいポイント。ビール、日本酒、焼酎に合う。手間がかかるけれど里芋でつくるのも美味しい。

 

第2位

これをセットすれば、ホームパーティーでもう料理を追加しなくて大丈夫。事前準備で自分もパーティーを楽しもう。「にんにくマグロ、とろタク、他お刺身を韓国海苔ディップ」

 

マグロのたたきニンニク醤油

マグロのたたきにたくあんのみじん切り

他お刺身類

平たく言うと、手巻き寿司の具材とか。

これらに韓国海苔を用意するだけで、御前は豪華に、しかも一気に出せる。冷やしておくものばかりなので、事前に作っておいて人が来たらすぐに出せる優れメニュー。その後も追加はほとんどなし。

最後のしめはお茶漬けで、〆まで完璧にできるフルコース。

これらにキムチを追加すればマッコリにも合う。

 

 

第1位

ズボラの極み「鶏肉の塩レモン焼き」

 

フライパンの上で鶏もも肉を料理酒につけて塩こしょう。そのままフライパンに火をかけて、皮目からじっくり焼いていく。

ひっくりかえして蓋をして、中までじっくり火を通し、最後はレモン塩ドレッシングで味付け。

この味付け部分を、みりんしょうゆに砂糖でやると照り焼き風。とメニューの幅が増えるのも嬉しいポイント。汚れるのも、お皿の上で切ればフライパン一枚のみ。

片付けも楽。まさにずぼらの極み。

 

来年はワインに合うズボラつまみを開拓したいです。

 

 

やりたいことを思いきりやりきった1年を振り返って

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クリスマスも過ぎて、いよいよ街の年末感も本格的になってきたように感じます。

昨日までクリスマスツリーが飾ってあった場所には門松が飾られていたりして、日本は忙しいなあ、と思ったり。

 

さて、2017年は個人的に色んな変化がたくさんあった一年でした。

 

4月以降、職を変えてほぼ在宅の勤務に。

時間に余裕ができて、心にも余裕ができて、家の中がとてもすっきり片付きました。

部屋や家は住んでいる人、使っている人の心の状態を表す、とはよく言ったものですが、本当にそうだと思います。

ミニマリストさんほどではないですが、持ち物が減ると、お手入れにかかる時間というものが減って、自分がこだわりたい場所にだけしっかり時間をかけることができるようになりました。

 

我が家の場合はまず服。服飾関係のお仕事をしているわけではないので、衣替えはしなくてもいいくらいの服の量に。いつか映画『セックス・アンド・ザ・シティー』に出てくるような大きなクローゼットを持つくらいの人間になったら増やしたいなあ。

クローゼットの大きさに合わせて、自分の持ち物の量もきちんと決めたいです。

 

次に紙、書類。本当にこれはやっかいで、時間が出来てからやっとゆっくり目を通しながらいるもの、いらないものに分類。捨てたいけど個人情報関係が不安、という書類は、文書の溶解サービスを使って処分しました。

del-f.co.jp

段ボール一箱分、色々入れられるため、自分のものもそうですが、夫のものも一緒に入れてぽい。シュレッダーでやるにはちょっと膨大な量だったのですが、これなら箱に入れるだけだったので楽チンでした。

私の職場では溶解文書、というワードが結構日常的に使われていたので、個人的にもこれを手配すれば良い、と考えていたのですが、夫の職場ではそういう文化がないのか、溶解、と聞いて「妖怪」に変換した模様(笑)

これまで社内の色々に関する、普通に捨て定員だろうけど、ちょっとははばかられるような情報紙を会社でシュレッダーしていたようですが、この箱をみてすごく気に入ったようです。

 

また、旅行にも気軽に行けるようになりました。

今まで休みの日とかでさえ気軽に旅行に行けないような状況だったので、これはとても自分にとって大きな開放感でした。

今まで行けなかった分をはらすように今年色んなところに行きました。正直ちょっと旅行疲れを起こしているので、来年は少しゆっくり過ごしたいな、と思っています。

 

やりたいことをやりきると、人間こんなにも心にゆとりがあって、楽しく過ごせるんだなあ、と感じる一方で、ここでやりたいことがないと、心身ともに逆に疲れてしまいそうだなあ、とも感じました。

ブログを書き始めてから、主婦の方や、今お仕事をお休みされている方の日記をみることも増えたのですが、やりたいことや楽しい事がないと、どんどん自分に自信がなくなっていったり、人とのコミュニケーションが減っていってしまうように感じました。

どんなことでも、どんなときでも、新しい事に挑戦したり、新しい出会いを大切にしたりすることは自分の人生に潤いを与えてくれて、卑屈にならずに自分が自分で納得する道を堂々と歩くための糧になるのかもしれません。

 

来年も、自分が好きだなあ、やりたいなあ、ということを大切にして過ごしたいなと思います。

 

 

 

いよいよ今年最後の一週間、大掃除始めました。

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計画的に片付けをすすめてきたおかげで、大掃除を順調にこなしています。今週からはいよいよ本格的な大掃除に取りかかります。

 

まずはキッチン。重層を使って油汚れをどんどん落とします。

使った後にすぐ拭く事を習慣化したせいか、そこまでがんばらなくても大丈夫な汚れ方。

換気扇もしっかり浸け置き。

やっぱり掃除をするとすっきりしますね。

 

気がつけばキッチンだけでだいぶな時間が、今日はキッチンだけにとどまりそう。本当はエアコンもやりたかったんだけどな。

 

明日はエアコン、床、階段もできたらいいなあ。

 

 

自分たちへのクリスマスプレゼント

 

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念願のAmazon fire stick をゲットしました。

 

どういうものかというと、このスティックをテレビにさせば、Amazon他入れたアプリからAbema TVなどの番組がテレビで観られるようになるというもの。

 

特に、Amazonのプライム会員であれば、その時々でプライム専用マークが付いている映画は観放題。これをずっと自分のスマホで観て、テレビで観れたら楽なのに……と思っていたところに友人にお勧めされました。

家から出なくなった(笑)とのこと。

 

設定も至って簡単で、差し込んでリモコンで言語選択、ネット接続をすればほぼオッケー。

 

すぐに映画を観る事が出来るような状態になりました。

 

 

これからの年末年始、家族で家で過ごすときにとても重宝しそうです。

お値段も5000円しないというお手軽さ。

二人分のクリスマスプレゼントとしてはとてもコスパが良いクリスマスプレゼントだったんじゃないだろうか(笑)

 

明日から夜、映画三昧になりそうだなー

 

 

 

本当に欲しいもの、を突き詰めて自分の物欲と向き合う

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クリスマスプレゼント、何が欲しい?

 

恋人時代はずっと遠距離だった夫と、結婚そして同居をして最初の年。私達はクリスマス、という日の存在を忘れていた。

前日になって、そういえば明日ってクリスマスだね、と私が一言。クリスマスにパーティーしたことのない地味めな学生時代を送ったため、そんなに何かを求めた訳ではなかったけれども、疲れ果てた私の顔を見て、夫が気を使ってくれたようでした。

 

その年は、あまりにもお互い仕事に没頭しすぎていて私の誕生日も飛ばしていたので、ゆっくり一緒に過ごす、がプレゼントになったんだと思います。

ものはお金で買えても、時間はがんばらないと作れないからね。

 

その時、クリスマスにケーキを食べる事以外、思いつかなかった私は夫に聞いた。クリスマスって何を食べれば良いんだろう?

実家にいたときは、実家が田舎過ぎて全てが手作り。ケーキを焼いて、チキンをオーブンで焼いて、ポテトフライを揚げて、とにかくこどもが喜ぶもののオンパレード。

でも恋人同士のクリスマスなんて、私には初めてで、何をしたら良いのか分からない。それに仕事は忙しくある訳で、あまり手の込んだものは作れない。

 

どうしよう?と聞いて、夫から返ってきたのは。

ケンタッキーがあればクリスマスになる、という一言だった(笑)

 

ケンタッキーを人生で片手で数えるくらいしか食べた事がなかった私は、なぜか浮かれた。そう。ケンタッキーの入手が困難なほどの田舎に住んでいたから。

 

今じゃ駅からの帰り道にある。

スーパーに行けばお惣菜が充実していたし、クリスマス向けのものもたくさんあった。

 

都会のクリスマスはなんて楽で楽しいんだろう、と私の心は踊った。

 

 

これを女友達に話すと、それでいいの?と聞かれるけれど。

本人がいいのだから大丈夫。

 

そんなこんなでクリスマスは基本的に家で肉を食らう日となった我が家。去年とか一昨年はそんな質問なかったはずなのに、今年久々に聞かれた。

 

クリスマスプレゼント、何が良い?

 

即座に答えた。

とても欲しいもの。

 

「もこもこ靴下!」

 

冷静に考えたら、プレゼントを入れる靴下に靴下が入るなんて、とちょっと笑ってしまったけれど。

 

ちなみに夫は本日まですっかり忘れていた模様。

明日も忙しいので、もこもこ靴下は来週末に一緒に買いに行く事になりました。

 

そして本日はやっぱりビーフシチューだった。

明日はピザか、パスタか。

 

 

クリスマスメニューを考えるのが結構楽しい

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クリスマスが近づくとやってくるのはホームパーティ。

今年は遊びに行くのが一日と、人をお呼びするのが一日。

 

遊びに行く日と重ならない、けれどもお呼ばれするまで当日のメニューは分からない。だから何を作るか色々考えておこう、と暇あればパーティー料理を検索する日々です。

 

よくある、そして楽チンなのは、ビーフシチュー。

牛肉をちょっと大きめなのを買っておけばそれだけでなんだか豪勢な感じに鳴るのもいい。

けれどもいかんせん、他のホームパーティーと被りがちなメニューでもある。23日のお呼ばれがビーフシチューだったときは何を作ろうか。

 

 

選択肢1:ピザ

実家が宅配ピザなんて届かないような(配達エリアに入っていない)田舎に住んでいたため、ピザは自宅で生地を寝かせて、家族みんなで餃子をつくるように作るもんだと思っていた。大学生まで。本当に。

けれども大学に入ってから、宅配ピザに憧れて、同じような友達同士で集まって注文。ごめんなさい。高い割に、あんまりおいしくないな、と思ってしまった。外国に行くとピザだけは安くて美味しく感じるんだけどね。

けれども冷凍ピザは侮るなかれ。結構美味しい奴も今は多い。

それに片付けも楽チンだしね。ピザ。あまりにも手を抜き過ぎかな?

 

選択肢2:ミートソーススパゲティ

意外とあり?赤いし、クリスマスっぽい。前菜でハム、チーズなどをちょっと豪華にしておけば、鶏肉も焼く予定だし、メインがこれくらい軽い方が良かったりするよね。

その後にはケーキだって待っている訳だし。

 

選択肢3:チーズたっぷりドリア

オーブンで大きく焼いたら見た目も華やか。インスタ映え間違いなし。

とりわけも米系って楽だよね。

 

選択肢4:ホワイトシチュー

私は好きだけど夫に却下を出されてしまった。残念。

 

 

ドリアかミートソーススパゲティだろうか。パスタは意外とありだな。2種類奮発して用意するのもあり?

そんなこんなで色々考えて準備する時間が、旅行に行く前みたいで楽しかったりするのよね。