くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

日本がおもてなし大国であることの理由が私にはまだ分からない

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お・も・て・な・し

 

あの東京オリンピック誘致のためのスピーチで、特に話題となったこの一言。そう「おもてなし」

日本の小さなおもてなしの例、とか、お財布を落としても戻ってくるとか、その一つ一つは事実なのだろうけれども、私はまだ日本に住んでいながら、街のおもてなし、を感じた事がない。

 

小さいところでのおもてなし、はたくさんある。

例えば飛行機に乗る時、国内の航空会社を利用すると、大抵飴がついてくる。これは離陸時などに飴をなめておく事によって、気圧の変化に対応しやすくするためだという。確かに飴をなめながらだと、耳が変になりにくい。

他にも、トイレは都心であれば大抵きれいだし、便座が暖かい。外国人向けの案内表記も増えてきたと思う。

 

けれども。

おもてなし、おもてなし、といいつつ、

大抵、どこにいっても、観光案内所の人は大抵冷たい。特に大きな観光地であればあるほど。

優しかったところもあるけれど、中でも悲しく、いつも冷たいのは京都だ。

空港行きのバス停はどこですか?という質問に、面倒くさそうに指だけ指してこられたときはなんだか自分が悪い事をしているような気がしてしまった。

たまたま悪い人にあたったのかもしれない、と思っていたけれど、数年おきに何回も京都に行くたびに冷たいので、多分本当に冷たいのだと思う。

 

外国の人が一番多く行く場所だろうに。

ホテルや旅館はそれぞれの努力がきっとある。

けれども、どの人も使う公共のものがよくならないと、評価はまた変わってくるように思った。