今でも各地でご活躍されていますが一時期テレビ出演が多かったメンタリストDaiGoさんの書籍。メンタリストって言ってるけどなんか胡散臭い、と思いがちだけれど大学の特認教授も請け負ったりしているお方。つまりちゃんと科学的知見を元に発言、発信しているんですね。
そんな私も書籍が出たりするまで、バラエティに出ているときはなんだか不思議な人が出てきたなあ、くらいにしか思っていなかったのだけど、Another Skyに出演してオックスフォードを訪れる様子を見てから一気に好きになりました。
どうやら自分は何事にも謙虚に、真摯に学び続ける姿勢を持っている人が好きみたいです。
バラエティでトランプのゲームをしている様子のイメージが強いかもしれないけれど、彼はとても勉強家。なんと一日20冊の本を読むそう。
最近読書を始めてから、どの本を読むか、選ぶまでが手間だと思うくらいには積読が減っていて、最近の自分の読書量も増えたなあ、とか思っていたけれど、上には上がいるもんだ。
とにかく彼の一日の、ひいては一年のインプット量とアウトプット量がとてつもなくすごい。単純計算で、一般的な社会人の生産量で彼が過ごす時間を計ると、彼の一年は13ヶ月あるそうだ。
いいなあ。
自分も一年を13ヶ月、とまではいかずとも、12ヶ月より多くしたい。つまり、自分自身の生産性を向上させたい、と思って本を購入。自分なりに大事にしたいな、考えさせられた、という要素をピックアップしてみる。
行動は習慣化すると集中力が持続する。習慣化するためには1つの行動フォーカスして、着実に習慣化して行くこと。
プロスポーツ選手、例えば卓球の選手はとても早いラリーがずっと続いても、集中が切れずにずっと打ち合い続けて、どちらかが何かの注意を怠たると、それがミスになって失点になる。
ゴルフも、テニスも、射撃も、スキージャンプも。とにかくスポーツは何か一つの事を適切に続けたり、適切に反応したりしなければいけない。とにかくすごい集中力が必要になる。疲れていても、極限の状態に置かれても、反射的に正しい反応をするためには、行動が習慣化されていないと反応が出来ない。
そんな彼らでさえ、行動は一つずつ習慣化していく。
私達もそれは同じで、英会話もできるようになりたいし、泳げるようにもなりたい、と色々なことを一気に詰め込んでも習慣化せず、集中力が持つようにならない。
最近ブログの日記を続けられるようになったことで過剰な自信をもって、色々な事に手を出しすぎていたかもしれない。
初心に返って、一つずつ習慣化していく、行動していくことを心がけたいと思った。
ウィルパワーというパワーの存在
脳が出してくれる集中パワーをウィルパワーと呼ぶようだ。ウィルパワーは前頭葉から出る。思考や感情をコントロールするパワー。
これは集中力を使うたびに少しずつ消耗していく。総量が多ければ有利だ。じゃあどうやって有効に使えばいいのか。それは二種類ある。一つ目は増やすこと。もう一つは節約する事。
増やす事については色々な方法が書籍には書いてあったけれど、ポイントは、自分が普段やらないことに意識を持っていくようにすること、とのこと。例えば歯磨きであればいつもと逆の手でする、みたいな。
その他食べ物のことも色々書いてあったのでさっそく明日から実践したい。
節約については徹底して選択する回数を減らす事、というものだった。小さいところだとノートを開くという行為でさえウィルパワーを使うため、あらかじめ使う事が分かっている机ならばノートを開いて用意しておいても良い、とのこと。
スティーブジョブズが毎日同じ服しか着なかったように、私服を制服化して毎日の自分の選択回数を減らす事も効果的。
この私服の制服化は別にミニマリストばりに全ての服を白シャツにしている訳ではないけれど、実践している。服の数を少なくすると、必然的にそうなるの楽になる。もちろんファッションが仕事の人はそれが仕事なのでそうする必要はないと思うけれど。
快眠のために、セロトニンを体内にためること
朝、早起きがしたいと思っていても、よく寝た気がしないと二度寝に繋がる。そうすると、朝の自分の頭がよく活動するゴールデンタイムが十分に活動されないまま一日を過ごしてしまう。なんてもったいない。
で、起きるためには質の良い睡眠。そのためにはセロトニンをきちんと溜める事が大事だとのこと。十分溜まっていない状態が、いわゆる時差ぼけの状態。セロトニンを溜めるための主な行動例がこちら。
・午前中に陽の光を浴びる事
・青魚、バナナ、卵、鶏肉、ひじき、豆乳、納豆等の食品から
・運動
・笑ったり、泣いたりの感情表現
・音ではなく光で起きる(今はそういう目覚ましもあるんですって)
これか!
時差ぼけで毎日を過ごしているとか、自分の生産性そりゃ下がるわ。朝起きたらきちんと陽の光を浴びるって大事なんだな。カーテンを少し開けて寝たらいいのかもしれない。できることからやってみよう。
そんなこんなで一日で20冊の本を読めるような、インプット量が高い自分になりたい、ということで読書をまず習慣化しよう。12月いっぱいは、読書をする自分を習慣化できるように、チャレンジ!