くろやんの日記

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死にたくなったらSF映画を見た方がいいと思った理由

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日本は社会へのメッセージを投票ではなく自殺で表明する、と言った人がいた。何かの雑誌か、本の受け売りなのかは知らないけれど、なんとなく、的を得ているような気がした。

会社に対して抗議をする人は少ないけど、黙って辞める人は多い気がするし、学校にしてもそうかもしれない。徹底的に戦おうっていう気概よりも、触らぬ神に祟りなし。臭いものに蓋、そんな行動の方がよく目に付くのは私だけじゃないと思う。

 

人間、体が病気になることもあれば気が病気になることだってある。ドラゴンボールでも気のパワーっていうのがあって、敵にやられると気が小さくなっている!とかってピッコロとか悟空とかよく言ってるじゃんね。多分、同じ現象は私達の世界でも起きていて、体は元気だけどなんだかやる気がないとか、そういうのって気が弱まっているんだと思う。多分。

 

先日、たまたま気が弱まっているときに、SF映画をみた。スターウォーズだ。

もちろん好きな作品であるってこともあるんだけど、それだけではない元気とやる気が自分の中に充電されていくような感じがした。SF映画は基本的に未来の話だ。バックトゥーザヒューチャーみたいに、映画が設定していた時代を超えたものも多数あるけれど、基本的には超未来の話なので、自分が見たことないもの、想像できなかったものがたくさん詰まっている。

見終わる頃には、未来を見てみたい、つまり元気に生きていたい、という気持ちがあふれんばかりとなっていた。

 

あんな発明品、みてみたい。

あの乗り物、乗ってみたい。

もしも好きな漫画家とか作家がいて、シリーズものを読んでいる途中だとすれば、あのシリーズが終わるまでは私は死ねない、みたいな、そういう感覚に近いのかもしれない。

ワンピースが終わるまでは死ねない、とか。

それこそ私はスターウォーズが完結宣言されるまで死ねないかも。

 

ただし。人類破滅もののSFだけは避けた方が良い。達観してしまう。

 

そんな、死にたい気分のときにみても心穏やかに楽しめるSFがドラえもんだと思う。手塚治虫のマンガを読もうものなら、達観しすぎてしまう可能性がある。

 

よきSF映画ライフを送りたい。