くろやんの日記

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いつも聞かれる結婚の事、ベスト5について。

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結婚をしてからというもの、結婚をしていない人から色々な事を聞かれる。

結婚ってぶっちゃけどう?っていう質問から、親族との付き合い方、姑との付き合い方。結婚式について、などなど。本当に尽きない。

中には、結婚すると自由が無くなっちゃうじゃん、という質問というよりもはや決めつけをしてくる人もいて、おいおい私に対しては別にいいけど(というか私はさらっと流すけど)人によってはそれは失礼な質問の仕方だぞ、と思ったり。

基本的に結婚していない人からの質問が多いので、みんな未知のものに対する不安から質問攻めになるんだろうな、と思っていつも答えている。

そう、知らないと人は恐怖を感じる。

これは政治もそうだし、お金もそうだし、就活だってそうだったんじゃないだろうか。

 

しかも結婚生活のパターンは、いろんな夫婦像をブログで興味を持って検索して調べることでもしていない限り、身近なのは両親。そして結婚し始めた周りの人や職場の上司なんかに限られる。

結婚生活のライフスタイルだけをまとめた本って見た事ないし、あったとしても親戚付き合いから人生観まで、人それぞれ過ぎるし項目が多いしで、すごい内容量の本になりそう。

 

色んな数あるライフスタイルの一つが結婚、なんだと思うんだけれども、世の中は結婚した方がいい変な圧力があったり、結婚は墓場、なんて言われていたり。

良い事はやりがい(こどもが生まれて嬉しい的な)のみ、みたいな。どこのブラック企業だ。

 

最近は結婚をしないという選択肢だってある。これはこれで別にいいと思うし、そういう生き方もいいと思う。

結婚してもいいことがないから結婚しない、という消去法で結婚しない事を選ぶよりも、こういうところがいいから結婚しない、と選択で結婚しない事を選んだ方が自分自身もより納得できるのではないだろうか。

そういう選択をするためにも、結婚ってどういうことなのか、自分は結婚したいのか、よく考える事って人生の中のどこかでやっておいた方がいいと思う。

 

そんなこんなで私がいつも聞かれる、結婚観、結婚のいろいろな誤解をまとめてみようと思う。

 

Q1 結婚って自由が無くなるよね? 

Aいや、究極的には人それぞれっす^^;

とにかく一番多い、この質問というか不安の発散というか……。特に社会人なりたてくらいの20代前半の人達はほぼこの質問から始まると行っても過言ではないくらい、結婚したい子もそうでない子もこの質問から始まる。

そう。結婚したい子もこの質問を繰り出すのだ。結婚をしたくない子の理由第一位もこれが多いんだけどね。

私はいつも、「究極的には人それぞれ。ちなみに私はどちらかというと自由になった」と答えている。

そう、私はどちらかというと自由になった。

そもそも結婚をお互いに依存しよう、頼ろうと思ってすると、多分自由はなくなる。けれども、自立した男女が共に暮らす、だけなら、まず経済的に余裕ができる。

電気・水道・ガス・及びネットの回線は一人暮らしでも使う上に基本料金というものがある。この基本料金、一人でも二人でもほぼ変わらない。なので二人で一つの家に住んでいる方がお得だ。

その他、電化製品類もシェアできるので、一人で購入するよりもランクアップできるし、その維持も2人で管理するので一人で色々持つよりも楽。

自分が使えるお金が増えたという意味では一人暮らしのときよりもお金には自由になった。

続いて時間。基本的には自由。共通の友人には一緒に会いに行くし、それぞれ予定をいれることだってある。彼は女友達と、会社の女性の後輩と2人で飲みに行く事もあるし、私は男友達と2人で飲みに行く事もある。

これはお互い自立していて信頼し合っていれば、基本的に問題はない。そこで不貞な関係になるような友人がお互いにいないという信頼もある。

一人になりたいときは、一人になりたい時用の部屋をつくっておけば解決。

 

多分大事なのは、最初にお互い行きて行く上で何が一番大事だと考えているか、擦り合わせをする事。(私達の場合、様々な物事に対する自由だった)

何かに究極に迷ったときのお互いの選択方法についてきちんと理解していれば、自由がなくなる、ということにはならないはず。

何かの価値観にとらわれていたり、思い込んだりせず、それも自分たち次第だよね、と考えている人であれば突然自由が無くなる事はないと思う。

 

 

Q2 ぶっちゃけ姑さんとかとの関係ってどうですか?

A心配な場合は夫から妻への愛の確認をするのが一番手っ取り早い気がする。

結婚すると心配な嫁姑問題。8割くらいの女性は多分気になる所なんだと思う。ぶっちゃけこれは夫をみれば大体分かる。

両親を大事にしようとすることは大切。ギスギスするより仲良く出来た方が良いしね。子を見れば親が分かる、とはよく言ったモノだけど、夫を見れば何となく母親も想像ができる。身だしなみとか、飲食店での振る舞いとか。見るポイントは色々あると思うけれどね。

あとは両親の事をどういう風に考えているのか、聞いてみるのもいい。自分のルーツをきちんと知って、自分と両親を客観的に説明できていれば、少なくとも子供(夫)側は親離れがほぼできていると考えていいと思う。

問題は姑が子離れできているかどうか問題が残るけれど、夫に何気なく、自分と母親が天秤にかかった場合どうする?的な質問をさらりとしておくとなんとなく読めたりする。

母親も大事にして欲しいと嫁的には思うけれど、本当にいざという時は自分の側について欲しいのが嫁心。

 

Q3 親戚付き合いってどうしているの?

A濃い付き合いか、そうでない付き合いかは夫次第。夫と親戚付き合いの価値観の擦り合わせをしておけば良いと思う。

え、そんなことまで擦り合わせしているの?と聞かれるけど、しておいた方が楽。我が家は親戚付き合いがかなり多い方だと思うけれど、親戚巡りをするときに車を借りる事が多く、巡った後には二人でのドライブデートが待っている、とか、車でないと行けない場所に行く、みたいな楽しみを用意しておいたりもしている。

お互い苦手なタイプが似ていれば(似ていない場合結婚相手としてハードル高い気がするけど)苦手な親戚も一緒で、そこの滞在時間は短くなったりする。これは夫を自分側の親戚に会わせるときも一緒。

苦手なタイプは、結婚当初だけ付き合ってそれ以降は徐々に疎遠にする、などのテクニックも夫と擦り合わせをしておけば可能。

 

Q4 家事の分担どうしているの?

A基本的には得意な人がやることにしている。

 人にはそれぞれ得意な事と苦手な事がある。男性であっても女性であっても、料理が好きで得意な人は得意だし、裁縫が得意な人、お金の計算が速い人、細かいタスク処理が早い人、文章が得意、絵が得意、色々だ。

別に男だから、女だから、という訳ではないけれど我が家は世間一般と同じように、夫は家事が不得意で、私の方が家事は得意だ。基本的には私がやっているけれど、簡単な家事や掃除に関しては夫も出来るので、お休みの日のお風呂掃除は任せたりしている。

けれども生産性を高めるために、基本的には得意な事を得意な方がやれば良いと思っている。

正直社会に出て働いて金を稼いでくる事(我が家では外貨稼ぎと言っている)に関しては夫の方が得意だし、夫の方が社会での伸び率は高い。ならば、夫には仕事に集中してもらって、私は私で好きな事をやって違う形の外貨稼ぎに貢献した方が、家庭的にも効率がいい。

そう、家庭を会社だと思うと捗る。株式会社くろやん家なのだ。

ぶっちゃけ結婚してやる家の事は、一般的に言われる家事以外にも山ほどある。資産管理、家財・家電管理、冠婚葬祭及び贈り物の手配、などなど。

資産管理一つにしても、私が日々の株価チェック等は細かくやったり、気になるニュースをラインでピックアップすることを行ったりするにしても、会社を分析するのは基本的に夫だ。それは夫にその能力があり、その方が適材適所だからだ。小さい雑務は私が行う。多分これは男女に限らず家事ができる人に当てはまると思うのだけれど、大量の細かいタスクを同時進行できちんと終わらせる処理能力が必要だからだ。

そして今や家事は外注が可能だ。値段も結構お手頃になってきている。本当にお互いに忙しくて心身ともに疲れているときは、お互い稼いだものをさらに稼げるように、家事を外注すれば良い。ある意味自分の時間を買う投資だ。

家事は外注しても良い、ということを夫婦できちんと理解し合っておけば、多分今の時代生き抜けるんじゃないかな。

 

 

Q5 結婚してよかった?

A総合的には私達にとっては良かった。結婚という制度がなかったとしても二人で住むと思う。

多分究極、結婚という制度が不利でしかなかったり、そもそも結婚という制度がなかったとしても、二人で一緒にいると思う。(ただし、不利になる場合結婚という制度は利用せずに)理由は単純で、お互いに一緒にいると、成長し合えるしそれが心地いい、とか。友達を紹介し合えていい仲間の輪がお互いに広がる、とか。そういった部分も含めてお互いが大好きだから、一緒にいたい。

結婚をしたのは単純にそういう制度があって、その方が得する事が多いから。社会的にも楽っていうのはもちろんあるけれど、それよりも役所とか銀行で、妻である、夫であるというだけでお互いの申請書なんかを出したりもらったりできるのは本当に便利だなあと感じている。

 

結婚してからはもちろん楽しいけれど、結婚しないで様々な男性と知り合うのもなかなかドラマティックな人生だよな、とも思います。

結婚はしたらしたで、それはそれでドラマティックで、まあ、今の自分、という人生は1回だけなので、いろいろよく考えて自分といっぱい対話をして自分がこれがいい、と選んだ人生を歩きたいものです。