今週のお題「読書の秋」
読書の秋。こんな本を読みたい、あんな本を読みたい。と積ん読が増え、そろそろ一括解消日でもつくりたいです。(最近週末がなんだか忙しかった)
そんな中で前回のレオ・バボータ『減らす技術』と同じように、最近再び教科書のように読み込んでいるのが、勝間和代さんの『ロジカル家事』です。
家事に関する本って、素敵・丁寧に暮らす系の本が大半な印象がありますが、この本では家事をめっちゃロジカルに分析して、いかにクオリティを維持(というか向上)させて、家事を楽に早くこなすか、その方法論を具体的に紹介しています。
(いわゆる、勝間流というやつでしょうか)
- ★家事は投資で解決するために、どこに投資すべきか、が分かりやすく書かれている
- ★我が家で現在イノベーション進行中なのは料理に関すること
- ★勝間さんが究極的なロジカルなので、どこまでやるか、を自分で調整できる(笑)
★家事は投資で解決するために、どこに投資すべきか、が分かりやすく書かれている
家事を投資で解決する。この感覚は結構あるつもりでした。(もちろんまだまだ高めていきたいですが……)この本と出会うまでに、洗濯機は乾燥機付きのドラム式を使っていたし、食洗機も導入完了。
ルンバは導入を少し検討したものの、我が家は段差と階段があるので、今の家では特別いらないかな、という状況。
あとは何にどう投資すべき?という状況でしたが、まだまだ解決する余地はたくさんありました。
その方法論がかなり具体的だったのは、他の暮らし・家事本とは一線を画しているように思います。
★我が家で現在イノベーション進行中なのは料理に関すること
勝間さんが著書で述べるように、私も今年一年、無印良品の物を活用して自然と規格や大きさを揃えたおかげで、掃除はかなり楽チンに。(物が減ったおかげでもある)
また、洗濯物に関することも、元々のズボラ性格が功を奏していたのか、結構楽チンかつ合理的な処理ができていたように思います。
勝間さんの著書でも書かれていた通り、洗濯も掃除も機械まかせになりつつあるのに、料理だけは、私も母親世代と大差がない状況が続いていました。
また、都会の便利なところに住んでいるくせに、「ネットスーパー」をまったく利用したことがありませんでした。
よく考えてみれば、買い物する楽しみ、はもちろんあるのですが、日々ルーティン的に買わなければいけないもの、に関してはパソコンの画面上でポチッとして家まで届けてもらう方が圧倒的に楽です。
買い物に行く時間、スーパーをめぐる時間、帰ってくる時間、これらの時間を足して1年分の計算をしたら、いったい何時間になるんだろう?
その時間、好きなことや仕事に関することに充てられるのでは?
と思った瞬間にネットスーパーのことを調べ始めていました。
導入に関する色々は、使い始めて何日か経ったらまた別途レポートしてみたいと思います。
料理に関して自分が一つだけイノベーションを起こしていたことと言えば、ぶんぶんチョッパーを購入したことでしょうか。電気を使わないのでどこでも使えて便利です。
また、現在ホットクックの購入を検討中。これなら俺でも料理ができるかもしれない……と、夫のやる気もアップしているので、今後育児が始まってから料理男子に育てるのも大変なので、今から慣れてもらって私がキッチンに立たなくてもオイシイ料理が出てくる仕組みを完成させたいです。
★勝間さんが究極的なロジカルなので、どこまでやるか、を自分で調整できる(笑)
読めば読む程、勝間さんは究極的にロジカルな方だと感じました。
「いや、そこまではやらなくていいかな……」
と普段、友人の大半に合理的すぎる、と言われる私でさえ思いました(笑)
ファッションやライフスタイルまで徹底されているので、読む人によって、「自分はこれはやるけどこれはやらない」を選べる、面白い本だなーと思いました。
また、幅広い年代の方に受けそう、とも思いました。
すごく合理的なのですが、要所要所でなんかちょっと年齢差を感じたのです(笑)
特に感じたのは、カードの明細表を紙で受け取っていること。
たしかにそのまま家計簿にできるし、実際カード会社のHPで明細確認なんてしないので、紙で届けてもらえれば全部見る、というのも納得。
ただ、多分自分と同じ世代でお金回りのことをきちんとやっている人は、「マネーフォワード」と全部連結させて、家計簿をアプリで完結させている人が多い気がするので、全部明細をネットにしているけど、月に一回……というか週に一回くらいマネーフォワードで全部記録みているように思います。
そんなこんなで、方法論が散りばめられている本だからこそ、これはやってみて、これはまあ自分はいいかな、と考えながら自分の中に取り入れられる一冊だなあ、と思いました。
そんなこんなの読書の秋。
より便利で快適な生活に関する勉強は、一生続くのかなあ、なんて思いつつ、楽しんでやっていきたいなあ、と思いました。
おやすみなさい。