くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

Y字路・くねくね道がある街を愛してしまう病について

今週のお題「好きな街」

 

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子どもの頃から、家と家の隙き間の道。特にまっすぐ機械的に碁盤目状になっている道よりもくねくねと、どこにつながっているのか分からない道が大好きでした。

私が生まれ育ったのは田んぼと山ばっかりのど田舎なので、そもそもそんな隠れた道なんてテレビの中、雑誌の中、ネットの中の世界だった訳ですが、アニメなんかでたまに出てくる、「ちょっと路地裏を覗いたら違う世界に迷い込んだ」というのが大好きで、都市部のおばあちゃん家に遊びに行ったときは、無意味に知らない道を通ってみたがる子どもでした。(遠回りになるので大体却下されてました)

 

とにかく知らない街に越す度に、街をぐるっと歩ききって地図を書いて、どこどこは一方通行になっている、というのを地元の人以上に把握してしまう、それくらい街歩きは好きだし、くねくね道だとよりテンションが上がります。

だからどの街に行っても、そのくねくね探検が楽しくて、しかもその中で街の思わぬ魅力と出会ったりして。

 

今週のお題は「好きな街」ですが、そもそも嫌いな街っていうのがないですし、今まで訪れた・住んでみた街はみんな大好きです。

(まあ、住みにくそうだなって思う街はありましたが笑)

 

ただどうしても、くねくね道は都市部に多いです。

しかも第二次世界大戦時に空襲を受けなかった都市ほど、くねくねが残っているような気がします。(やっぱり燃えなかったから区画整理とかもされずにそのまま残ったんですかね)

ただ、同じ都市でも京都や奈良、仙台はくねくねがほぼないんですよね。京都は隠れ路地が色々あったりしますが……それでも基本は碁盤目です。

 

日本で最もくねくねした街はやっぱり東京都の23区内でしょうか。

特に上野から北の辺り、それから西側地域。

東京は一つ一つの駅から蜘蛛の巣のように街が発展していて、本当に斜めの道、くねくね道がたくさんです。大好きなY字路もたくさんあります。

 

くねくね道はその街の歴史を調べてから歩くのもなかなか楽しかったりします。

河川の跡だったり、その昔重要な街道だったり。はたまた実は大名屋敷が並んでいた地域だったとか。

江戸時代という長い平和な、文化も歴史もたくさん動いた東京と言う街だからこその楽しみもあり、そしてそれはとても膨大で、上京してきてそこそこ年数も重ねたけれど、まだまだ全然楽しみきれていないなー。まだまだ見てみたい場所はたくさんあるなーというふうに思います。

 

毎日新しいくねくね道を発見したりするのも、東京ならでは。探しきった。歩ききった。とはなかなかなりそうにありません。

 

というわけで、まだまだしばらく、くねくね道を歩く旅は続きそうです。

つまり、何が言いたいかって。今は東京って言う街が好きってこと。

たまに地元の新鮮な魚と肉と野菜と米が恋しくなるけどね。

 

おやすみなさい。