一人暮らしで料理の質を簡単にアップさせるなら、「調味料にお金をかける」が鉄則だと思いますが、じゃあ何の調味料にお金をかけるべき?
ということについて、以前、「めんつゆ」一択だと思います!!!っていう記事を書きました。
いや、私は洋食派なんで。という人でない限り、日本食を食生活の中心に据えたいならめんつゆは最強です。
学生の一人暮らしでお金に余裕がなくても、めんつゆが美味しいとすべての食材が美味しくなる!!ということで、実際お金に余裕のなかった学生時代はめんつゆしか力をいれていなかったのですが、社会人になって余裕が出てくると、めんつゆのネクストステージへと突入するわけです。
というわけで次にお金をかけたのが、めんつゆ以上に使うし、人類共通の必需品「塩」です。
高級でなくても美味しいけど、洋食にも和食にも使う塩
私はこちらの塩屋さんの塩を使っています。値段もべらぼうに高い感じでもなく、導入しやすいです。
枝豆を茹でるときに使う塩、なんかは大量に使うので普通のスーパーで袋買いする塩とかで良いと思いますが、料理の最後の味の調整なんかに使う分って結構少量。そこで使う用として揃えておくと、料理の味がワンランクアップします。
特に違いが顕著だなあ〜と感じたのが、スーパーで特売のステーキ肉を買ってきて焼いた時。塩の味がばっちり出るわけですが、全然違いました。
一人暮らしで、野菜炒めとか肉炒めをよく作る、という人はオーソドックスな塩、もしくは岩塩(削るタイプ)なんかを一つ置いておくだけで結構代わると思います。
我が家は赤身肉を焼くことが多いので、こちらのヒマラヤ岩塩を常備しています。
一振りで味が決まる便利なフレーバー探しも楽しい
こちらのお店では、普通の塩だけでなく、ドレッシング向け・わさび風味・おにぎり向け・ジェノバ塩、などなど様々なフレーバーの塩が売られているのも面白く、自分がよく使う便利な一つを探すのもまた楽しいです。
芋を洗って皮付きで炒めて、ジャーマンポテト風になったところにフライドポテト塩も面白かったし。
おにぎりのふりかけを切らした時から、我が家は具材を用意できないときはおにぎり塩に頼ります。これも美味しい。
あと、めっちゃ重宝しているのがドレッシング塩。マヨネーズかけてこの塩を振ると、基本的にもうドレッシングはいりません!ってくらいサラダの味が決まります。
ドレッシングって自分で作るのも面倒、でも液体タイプ(とかマヨネーズも)はいつも使い切れなくなったりする……って人多いと思いますが、塩は保存がかなり効くし、マヨネーズ一本だけで他のドレッシングを買わなくてもおいしいサラダを作ることが出来るようになるのも嬉しいポイント。
お子さんとかいる家庭なら、カレー塩なんかも便利なんじゃないかなあ、と思います。これはよく使う!汎用性高い!自分好み!みたいなベスト3くらいが家にあったら、家での料理での味付けは本当に楽チンにおいしいものができるかと思います。
※ちなみに値段も手頃な上、塩が嫌いという人はほぼいないし、人類的にも必需品なのでプレゼントにも喜ばれます。
というわけで、便利だしコスト以上の働きを食卓に届けてくれます。
お店は都内だと、麻生十番かソラマチ、大阪はなんばパークスにあるようです。ちなみに本店は沖縄で、沖縄土産としてもよく買ってくる人がいるみたいですね。
※我が家が知ったのも、夫が沖縄土産で買って来てくれたのがきっかけでした。
というわけで、めんつゆの次は塩にいきましょう!
おやすみなさい。
〜番外編〜塩に恵まれなかった国、日本
ソラマチの近くには渋谷から墨田区に移転した「たばこと塩の博物館」があります。JT金持ち!!って思うくらい、展示はハイテクでなかなか面白いスポットでした。
一度で見きれなかったので、二度目を画策中(笑)
ここで知ったのは、日本は石油だけでなく、塩にも恵まれない国であったということ。周囲が海なので、昔から塩には困っていなかったのかな、と勝手に思っていたのですが、塩そのものが採れる場所がないため、海の水から採るしかなく、しかも海の水から採るためには大変な熱量(ずっと燃料を燃やして熱をかけ続けなければいけない)が必要だったため、大変貴重な物だったようです。
そんな塩の歴史を学んだ足でソラマチの塩屋さんに行ってみるのはいかがでしょうか?