いつも楽しく読ませて頂いている、ハイマメさんのこちらの記事を読んで、『パンとスープとねこ日和』を鑑賞しました。
ほっこり、ゆっくり、ていねいな暮らしが描かれています。『かもめ食堂』とか『しあわせのパン』とか、そういう系統が好きな人はきっと好き。あの手の映画って、自分の生活を見直したい時とかに、あのキッチンいいなあとか、あの部屋いいなあ、あの洋服いいなあ、と雑誌をめくる感覚に近いですよね。
映画ではなく4回に分けられたドラマなのも、隙き間時間に鑑賞できた上に楽しみが四分割されていた感じがしてなんだか得した気分です。
ハイマメさんは観た後、自分で丁寧にごはんを作るということをしたくなった、とおっしゃっていました。
私も同じことを思うのと同時に「これなら洗い物も少ない上に、めっちゃ栄養価も高いんじゃないか?」というズボラ思考が働きました(笑)
理由1:皿の数、皿の形が決まっている
今回小林聡美演じる主人公が作るのは、日替わりのサンドイッチとスープです。スープは大きめのお椀型のスープ皿に。サンドイッチは白いお皿にのって登場します。
そう、これだけなんです。小鉢とかないんです。でもオシャレ。
小鉢を用いずしてこんなに食べ物ってオシャレに見えるのか、とシンプルなお椀とお皿にとても惹かれました。
しかもお皿系2つにサンドイッチは手で食べて、スープ用にスプーンを一つ使うだけだから、洗い物も3つだけ。二人分でも6つだけ。
これ、家庭で実践したらすごく楽なスタイルなんじゃないか?
とズボラ思考が始まりました(笑)
理由2:スープもサンドイッチも、想像よりサイズが1回りくらい大きい
スープにサンドイッチってすごく軽食感ある響きで、「丁寧」とか「カフェ」とか「オシャレ」という言葉が似合うような代官山系女性(もしくは世田谷区系主婦)しか、登場しないんじゃないかという勝手な偏見を持っていました。
が、出てきた実物をみてびっくり。結構ボリューミーです。昔なじみの近所のおじちゃんなんかも応援にお店にやって来て、最初は今風で女子っぽいお店の雰囲気にやられるわけですが、それでも通うようになるのはオジさんでも満足できそうな量が出てくるからじゃないか、と考えてしまう程。そうか、小さく作る必要なんてない。大きく作れば良いんだ、という発想を刺激されました。
途中、男子学生風の子たちもお店にやってくるようになるのですが、それも納得。
特にスープは汁物なので、あの大きさのお椀で食べたらお腹が膨れそう。あれで1,200円なら食べたい。普通にランチに行きたい。
大体スープとサンドイッチを出すオシャレカフェって量が少なくて、友達を誘ってランチに行くには躊躇するのだけれど、この映画に出てくるお店は友達誘って行きたい。
理由3:スープもしくはサンドイッチに具材たっぷりで栄養価も高そう
スープが野菜たっぷりだったり、サンドイッチにはガッツリめのタンパク質(チキン、サーモン、コロッケ、など)とサラダが挟まっていて、これは結構栄養バランスもよさそうだし、量も多いから満足度も高そう。
サンドイッチはタンパク質とソースを変えればレパートリーも無限大になりそうだし、スープは季節の野菜を使っても楽しいだろうな。
コーンポタージュとか1から作るのは大変だけど、カルディで買ってきて温めるだけとかでも良さそう。
検索してみたら、レシピがこちらのサイトに載っていました。週末色々試すのが楽しみになりそう♪
連続ドラマW「パンとスープとネコ日和」|WOWOWオンライン
というわけで、もう少し涼しくてスープが美味しく頂けそうな季節になったら、こういうレシピの朝ご飯を用意してもいいかなあ、と想像しました。
洗い物を少なく、という発想で、「丼もの」「袋拉麺にわかめや旬の野菜をじゃんじゃん入れる韓国スタイル」が私の手持ち札だったのですが、『パンとスープとねこ日和』で「サンドイッチとスープ」という手札も増えそうです。
今ならAmazonプライム会員は無料で鑑賞できますので、興味がある方は是非。