くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

よく喋る家にて思考する、“私”という存在

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写真の場所は、十和田美術館の外に展示してある美術品です。公園のようになっている場所なので、ここはお金もかからず見学できるのでしょう。

 

色々面白い展示が多い現代アートの美術館でしたが、中でも面白く、かつ自問自答させられたのがこの家です。

 

家の中に入ると、動画とともに家自身の声が聞こえてきます。

この家の独り言がなんとも哲学的なのです。

 

自分の周辺環境を理解し、

環境から知識を得て、考え、自分なりに意見を持つ、

そして最後には自分は何者なのか。という問いかけを始めます。

 

その工程は、人間の自我の芽生え、反抗期の抜け方、そして自分自身についてよく考え始める(大人に近づく感じ)という人間の思考そのもの。

 

大人であれば自分自身の思考過程を客観的に、子供であれば普段の自分の考え方の先に行くためのヒントを得られるような、そんな壮大な家の独り事でした。

 

すごく大きい施設ではないですが、興味深い展示が多い美術館でした。

 

それにしても、本日気温17℃という表示を見ました。先週の都内より20℃も低く、涼しいを通り越してちょっと寒いです(笑)