くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

目利きとマーケット感覚が問われた気がした本棚整理

 

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連休も最終日。昨日一日自転車に乗っていたし、暑いしってことで今日はクーラーを聞かせた部屋で過ごしました。

これを機に、ということで本棚を整理整頓&もう読まなくなった本をメルカリに出品しました。

 

本棚は増やさない。

本棚以上の本が出てきたら、もう読まなくなった本をちゃんと処分する。

というマイルールに則って、本棚から溢れてきた本を選別。

そしてひたすらメルカリに出品しました。

 

出品作業をしている間にも、先に出品した物がどんどん売れて行き、ちょっと嬉しい気分に浸っていると、夫に「そんなすぐに売れるんだ」と驚きの一言。

 

友達には出したけど全然売れないって言ってる人もいるので、出せば売れるって場所でもないと思うのですが、子供の頃自分の母親がヤフオクで色々なものを売りさばいていた様子を見ていて学習したこととか、その後メルカリが登場したときもすぐに参入して、いわゆるマーケット感覚を身につけることができたからこそ、すぐにさばけるようにもなったのかしら、と思ったり。

 先月くらいに読んだ本ですが、次の時代に必要な力の学び方、について理解を深められる本でした。次にやってくる時代の波に乗る為に何を学習しようか、と読んでる途中で自分の中で思考がグルグル。数年置きに、何度も読み返したくなる。

 

さて、本棚整理、というかメルカリに出しながら、よりよく売りさばく為に自分自身が気をつけていることについて、ちょっと考えてみました。

 

・新刊で売れている本は、すぐに読み潰して売りに出す

→メルカリで高値で売れる。まだ旬だから。積ん読はあんまりしないようにしてる。積ん読するくらいなら、図書館とかで予約いれて予約待ちしても変わらないじゃんって思う。

・自分が人に貸してもいい、お勧めしても良い、と思う本だけを本屋さんで購入する(そうでないものは電子書籍のセール時、もしくは図書館で借りてきちゃう)

→自分がいいと思った感覚が正しければ、その後もメルカリでそこそこ売れる。(多分自分と似たような人の利用が多いから)

・出品はメルカリに絞る

→もちろんヤフオクとかもいいけど、自分の年齢と性別的に自分と同じような人がメルカリに多いと判断。自分と同じような人が多い=自分と同じような物を欲しがる人が多い市場。他にも出すとなると色々考える手間もあるので、メルカリにしか基本出さない前提で色々考える。

 

……なんてことを考えていると、本屋さんで本を買うとき、お洋服を買うときの目も厳し目になります。

これって本当に価値ある物?他の皆もほしいって思うもの?

もちろん自分自身が本当に気に入った物を買うという前提が買い物には絶対ありますし、基本的には自分が心の底から気に入った物を買うことが大事。

けれど、オークション出品を何度もしていると、自分が買い物をするときも、「その値段に見合う価値があるのか」と考えるためのトレーニングにもなっているような気がします。

 

なんて思考整理をしていて気がついたのが、これって投資と全く同じなんじゃない?ってこと。

例えば株で儲けるって、実態としては株を安く買って、高値になったときに売る、という行動の繰り返し。

投資の神様のバフェット氏も、本来の価値よりも低く見られている事業を買い、値打ちが出たら売るっていうことを言ってる。そう、株の基本。

もちろん骨董品とかじゃないから、買った後値段が上がるっていうものではないけれど、値段の下がり方が緩やかな物を選ぶことで、結果として自分自身が受ける恩恵も大きくなるのかなあ、なんて考えさせられました。

 

そしてこの、現在は安値(大勢の人があまり価値を感じていない)だけど、未来を考えたときこれは価値のある物だ(ことだ)って、自分のアタマできちんと考えられる、というのがマーケット感覚なんだろうな、とも思いました。

 

手軽にマーケット感覚を鍛える手段として、休日にぽろっとできて、しかも高校生くらいでも参戦できるオークションっていう場所はすごく良い場所なのかもしれないって思いました。