まっすぐにいこう

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳ーPersistence makes me.

間を空けながら十数年書いてて思う、ブログとの付き合い方

 

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ブログが日本に登場して何年くらいでしょうか。

ブログ - Wikipedia

Wikipedia先生によると、2002年頃から急速に普及し、2005年には日本国内での閲覧者数(少なくとも月に1度はブログを閲覧している)が約1,651万人いた報告が総務省からあったようです。

 

地方都市という生温い言葉は瞬殺される、真のど田舎で育った私ですが、実家のPC導入はかなり早く、ダイヤル回線時代からインターネットの恩恵を受けていたおかげか、私がブログを始めた年も2002年頃です。

ネチケットを学び、タグを学び、そして色んな人の色んな考え方をいろんなブログで読みあさっていました。政治の話も経済の話も歴史の話もあまりしない、というかする子がいなかった田舎において、ネットとその先にあるブログは強烈な娯楽だったと思います。

自分のブログにも、ニュースを見て感じたことも書いていましたが、中心は近場で撮った写真でした。最初は親の古いカメラを使っていたのですが、ついに冬の誕生日とクリスマスプレゼントと貯めたお小遣いという合わせ技で最新のデジカメを買って、地元の自然風景の写真をアップしたりしていました。

田舎ってただ空の写真だけでも絵になるんですよね。当時私にとって日常でしたが、PCを持って活用している層が都心部の人が多かったせいなのか、私のカメラ技術があったのか(笑)、コメントをくれる人が多くて嬉しかった記憶があります。

ブログの素材として使いたいって人も出てきて、最終的には加工して無料配布してました。

 

私にとってブログは自己表現の場でもあったのですが、自分はこういうことが好きな人間なんです、という自己紹介ホームって感じの感覚だったのかもしれません。

で、何かコメントしに行くときには、私はこういうもんですって自分のブログのURLはりつけて。文字通り、「アドレス」なんですよね。HPもたなくても、自分はこういうこと積み重ねている人っていう説明がブログで手軽にできたからこそ、いつも意見を交わし合う人となんとなく仲良くなれたりってことができたのかなあ、と思ったりします。

 

自分が最初に使っていたブログサービスの閉鎖とともに、一度ブログとは距離を置くようになりました。自分の現実の生活が忙しくなったというのもあるし、以降mixiとかfacebooktwitter、なんかが出てきて、自分を発信する場(しかも基本は実名で)が増えたこともあるかもしれません。

 

でも、どのサービスも使ってみて、数年経って、やっぱりブログにはブログにしかない魅力もあるなあ、と思いました。

 

例えば匿名性。

もちろん色んな自分の情報をたくさん公開して書いている人も今やたくさんいるわけですが、相手がどんな人なのか知らないからこそ、何のフィルターもなく文章を読んでいるときってあるんですよね。

書き手が男。書き手が女。書き手が外国人。書き手が若い。

私達って、ぱっと人をみて、この人はこういう感じ、という印象を無意識に持って、そういうフィルターを通して物を見てることって多いと思うのですが、ブログは限りなくそのフィルターの数が少ない方だなって思います。もちろん書いている内容から予測はできたりもしますが、本当のところは分からないってところも面白いです。

 

例えば、ほぼ忖度なしのコメント。

まあ、自分のブログアクセスアップを狙って!みたいなのは置いといて。現実世界だと、例えば友達がFacebookを、インスタを更新したら『いいね』しとく。もう忖度だらけですよ(笑)

いや、嫌ならやるなってことだと思いますけど、実名でやってる分やっぱりとてもソーシャルな場ってことでそこは割り切ろうかとは思ってますけどね。

でもブログはぜんぜんそういうの必要ない。というか、興味がなければ読んでも特にコメントを残さない。はてなはスターというシステムがあるから、お、いいね。くらいの気持ちだけスターで残したりできるけれど、それだって、知り合いだから押さなきゃみたいな必要性まったくないし、押さなかったからといって現実世界で何かが起こるわけでもありません。

また、忖度がないからこそ、率直だったり、自分が腹の底から思う主張を言えたりできるのもおもしろいところかなあ、と思います。

 

 

そんな魅力に気がついて、久しぶりにブログに戻ってきてみて、ブログ自体を楽しむ人ももちろんいるけれど、ブログを稼ぐ手段としてみている人もたくさん増えたなあ、という印象を受けました。

文章が価値を生むことは素晴らしいことだと思うのですが、

▲稼がなければというプレッシャーから毎日更新を目指し、心折れてしまう人

▲アクセス数アップを目指してサロン入会。そして毎日書き続けているものの、辛いのか記事からその苦労がにじみ出ている人

 

 

面白い記事もあったりして、読みにいったりするわけですが、特別何もなくフェードアウトしてしまった方。(現実世界でお元気に過ごされていることを願うばかり)記事が必死過ぎて、商品リンク多過ぎて読みづらくなっている方。(文章面白いけれどちょっと読みにくい)

ああ、何でもいいけど。

何でも良いけど、もっとブログって、ゆるくて楽しいんだよ。もっとブログ楽しんで、とひっそり陰からお祈りしたくなります。

 

私も毎日書いているわけですが、ブログとの付き合い方は「楽しく」を大事にしていきたいものです。