まっすぐにいこう

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳ーPersistence makes me.

今こそ、寝台列車の需要もあるのでは、と考えた

f:id:kuro-yan:20180705095443j:plain

国内旅行の計画を練っている時、よく脳内によぎるのが

「夜行寝台列車が今も通常運行していればなあ」

ということ。

今日、都内のJR駅構内で北海道へ新幹線へ、というポスターを見かけて、私を含む都民、いや関東圏に住む人は「いや、そこは飛行機使うかな」って思っているような気がしました。

富良野と美瑛のキレイな景色、北海道は素晴らしいところだし、ポスターの写真を見て行きたくなったけれど、行く為に一番に思い浮かべる手段は飛行機。次に夜行バス感覚で寝ている間についちゃう船。

飛行機よりも安くて、船よりちょっと高いくらいだったらまだ手段としての新幹線も考えるけれど、飛行機より遅いのにヘタすると新幹線の方が高い。もしくは同等です。

新幹線とか列車という乗り物が好き、とかでない限り、わざわざ新幹線で北海道に行くメリットはどこにあるんだろう、と思ってしまいました。

※限定の車内販売駅弁がおいしい、とか、私だったら新幹線がSTARWARSラッピングになっている、とかそういうことがない限り、都内、関東圏から行く手段に絶対選ばない。

 

このポスターが東北地方とかだけで展開されているのならなんとなく分かります。東北からなら飛行機より新幹線の方が安い場合もあると思いますし、広い故に空港に行く迄の時間を考えたら新幹線で、と考える人もそこそこいると思うからです。

でもポスターが貼ってあるのは関東のど真ん中、東京の駅。このポスターの対象者は誰なのか、さっぱり見当着きません。

定年を迎えてお金のある年配の方?飛行機が苦手っていう人そんなに多いかな?

 

スピードも価格も勝負で負けていて、それでも列車はすごい乗り物です。だからこそ、今こそ寝台列車の需要もあるのでは」と考えてしまいました。

 

理由1:みんな時間が惜しい

週休二日制とか、昔よりも休んでる時間は増えた、という話はありますが、それでも時間が足りない、と常に思うのが現代人です。

忙しい人は本当に細切れに動いています。地方はそうでもありませんが、特に関東圏はみんな時間をすごく気にしています。三分ごとにくる電車でも、ちょうどホームに自分が乗る電車が到着していたら走る人多いですよね。

1時間に1本あるかないかの世界からきた私は最初、理解不能でした。次、すぐくるじゃん。みたいな。

でもこの地域に住んでいると、だんだんと限りある時間をめいいっぱい使い倒したい、という欲求が起こります。1分得するなら電車に乗ってしまいたい、という人の気持ちも分からなくもない、と思えるようになりました。

そんな私や、また友達が思うのが、旅行のときの移動時間。もちろん移動そのものも楽しみなのですが、それよりも旅行先での楽しみを優先させたいとき、私はよく夜行バスを使います。

学生時代で卒業かな、なんて思っていたのですが未だに卒業していません。

理由としては、安上がりっていうのもありますが、寝ている間に旅先に到着するので、なんだか時間を得した気分になるからです。

早朝からその街を楽しめるので、現地の朝カフェも楽しめるし、旅先のちょっと混雑する観光地へも地元民のように早くアクセスすることができます。

 

理由2:足を伸ばせる

夜行バスもグレードを上げれば寝心地はそこそこいいですし、時間を節約したい人に、また、前日夜遅くまで仕事がある人にとっても、24時近い出発のバスなんかも利用できるので便利です。

ただ、やっぱり寝心地は絶対寝台列車の方がいいだろうな、という想像は尽きません。昨年カンボジア旅行に行ったとき、現地の夜行バスを使ったのですが、車内はすべて二段ベットでした。多分日本は道交法上、シートベルトの着用等の義務の関係上、難しいのでしょう。

ただ、寝台列車ならこういう車内になるのでは?と思うのです。そしたら、若干や高バスより高くても、新幹線より安ければ私は時間を買うという意味で夜行寝台列車を利用したいな、と思います。

 

理由3:コスト面は知らないけど、利用者数は増やせるのでは

定年後の一番お金を持っている層(年配の方)、それから夜行バスを駆使する外国人観光客。理由はともかく、来日外国人がこれまでの歴史上最も多い今の日本なら、利用者もそこそこいそうな気がします。

とくに外国人観光客の中でも欧米系の人は夜行バスとかをよく利用するイメージあります。というか、実際私の友人たちの中にはそんな風に旅する人も少数ではありませんでした。バックパック的な。

彼らは特別、お金が全くない訳ではなく、かつせっかく遠い東の果ての国まできたんだから、めいいっぱい楽しみたいという気持ちも強いような気がします。時間をどこまでも有効活用したい彼らに夜行寝台列車はきっとぴったりだと思います。

 

 

《おまけ》コストと日本の鉄道事情について

鉄オタではないのでネットで調べた限りの情報ですが、寝台列車がなくなった理由って、コストが高い、というところでした。

乗車料金は場合に寄っては新幹線より高くなるとか。

こんなに鉄道網が張り巡らされているのに、日本の物流の中心がトラックなのも、鉄道輸送量が高く、コストが大きくかかってしまうから、とのこと。

toyokeizai.net

trafficnews.jp

1両動かす当たりいったいいくらかかっているのか、という情報は残念ながら見つけることはできず。

記事は貨物ですが、人を乗せる電車、新幹線も日本ってめっちゃ高いんですよね。スタバのコーヒー一杯が日本の倍くらいするくらい物価が高いスイスに行ったときでも、電車は日本の方が高いって思うくらい(笑)

国民一人当たりの平均年収400万ちょっとの日本が、国民一人当たり平均年収1000万のスイスよりも乗り物の料金は高いって言う……。

スタバは別にみんなが毎日行く訳ではない趣向品ですが、鉄道はみんなが日常的に利用するもの。この価格設定で本当に適切なのか、いくら日本は各地域に路線が張ってあって、赤字路線も多いから、と言われてもちょっと考えさせられます。

ちなみにスイスの長距離列車の一等車両(一番上のクラス。内容的には日本のグリーンな感じでした)を使っても日本の新幹線の方がちょっと高かったです。

 

日本の鉄道は確かにすごい、でもそのすごいものを乗りこなせる程国民の年収が足りていないのか……よくいえば、JRは時代の先を行き過ぎって感じなのでしょうか。

 

《おまけ2》夜行列車なら持ち込めるあれこれ

バスだとどうしても持ち込めない、というか基本的に持ち込み不可能なスキー・スノボ板、自転車も電車なら持ち込めますよね。自転車は輪行料金別途とられてもいいですよ。はい。

 

調べれば調べる程、日本の鉄道の奥深さ、問題が出てきて面白かったのですが今日はいったんここまでで。