まっすぐにいこう

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富岡製糸場を見学して感じた、教育機関の重要性

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社会科見学ブームの最近、今日は群馬県にある富岡製糸場に行きました。

明治5年建設の官営模範工場、というところまでは学校の教科書にも載っていた知識ですね。

 

2014年には世界遺産にも登録された場所です。

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私の前知識としては、

・官営模範工場

・明治政府が外貨獲得のための産業に育て上げようとしていた

くらいしかなかったのですが、それでも中々楽しめました。

 

200円ポッキリで参加できるガイドツアーがあったので参加してみました。

 

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外観は監修がフランス人だったおかげか、なんだかオシャレ。

 

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このレンガの積み方はフランス方式とのこと。積み方で、ドイツ系なのかイギリス系なのかが違うそう。

今後レンガを見るたび、これはどこの国の人が監修したのかしら?という目線で見ることができそうです。

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広い建物ですが、柱は一本もありません。これもフランス人監修の建築方法が取り入れられた結果だそうで。

屋根に三角を作ることで、柱の代わりに屋根を支えられるようにしているそうで。

 

当時の女工さん達はここで最新の技術を学び、持ち帰るためにやってきていたわけですが、その待遇の良さたるや。

勤務時間は7時間ほど、しかも太陽の光によって工場稼働時間が決まっていたようなので、季節によっては短かったようです。

また、敷地内に病院があったり、食事も当時としてはそこそこ良いものを食べていたり。

 

官営の場所だし、学べる教養が元々備わっているような両家の子女がそこそこいたんだろうな、とも想像できるけれど、それでも働く人を大事にしようという気持ちが、現代を生きる私たちにも伝わるくらい形になっているなあと感じました。

 

日本の近代化を担った工場、という視点しかなかったけれど、見学が終わる頃には、明治10年創立の東大よりも先にできた教育機関、という印象も強くなりました。

企業教育の先駆け、とも言われているようだけど、これを見ていると、子供の教育と同じくらい、大人の教育も大事だなあ、と感じます。

 

 

《おまけ》

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工場の動力源となっていたブリュナエンジン。蒸気の力で動くのですが、今日はエンジンが稼動されていました。

各所に物理が使われていて、これ一つでとても分かりやすい物理の教材になりそうです。

子どもと見たら面白いだろうなー