毎年この時期になると、ああ年賀状書かなきゃ、と思って、大体クリスマスに書き始めるのが我が家の定番だ。
今年こそはクリスマスはのんびり過ごしたいし、年賀状の事で神経をすり減らしたくない、と思って、11月には年賀状を発注。
後は一言メッセージを手書きで添えるだけ、という状態で12月を迎えた。
書き始めてみると意外と楽しくなってきた。このご時世、手書きの文字を送る、というのは下手したら年賀状以外に機会はないのかもしれない。
ほとんどがLINEでやり取りする中、年賀状でやり取りする数少ない友人達への一言を書く時間は、本当に楽しかった。
辛いのは職場の人とか、関わりが薄いけれど送らないとチマチマ後から面倒な人だ。
関わりが薄い分、気が利いた一言も思いつかず、うんうんと悩むはめになる。
そこで気がついた。
年賀状事体はそこまで面倒なものではない。
送りたくないなあ、とか送ってもなあ、と思っている人に送ろうとするから面倒で、やりたくないことになってしまうのだなあ、と。