くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

アプリのどうぶつの森はエセミニマリストの味方だと思った

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任天堂どうぶつの森アプリがリリースされた。懐かしい気持ちと共にさっそくダウンロード。隙き間時間にぽちぽちとやりはじめた。

 

ソフトでやってた頃は、高校生までははまった。憧れの一人暮らし。素敵な家具を部屋にどうおくか、試行錯誤する日々。

それが楽しくてどんどん家も広くしていったし、村の状態も出来るだけ良くした。

 

しかし大学生になって、実際の一人暮らしをしてみると、まあ楽しい。リアルで満足してしまい、バーチャルにはもう戻れないな、と実家に帰って久しぶりに開いてみてすぐに飽きて思った。

家具を並べるのも、お花を飾るのも、自分でDIYをしながら暮らしを便利に、楽しく、豊かにしていくのはリアルの方が楽しく思えて仕方なかった。

 

今、私が再びこのゲームに対峙した現在は社会人になって結婚もして、という一人暮らしをとうに卒業した身だ。

結婚してから、というか大学を卒業してからは断捨離に始まり、ミニマリストという存在に出会い、プロのミニマリスト並に物を減らすことはなくても、だいぶシンプルな暮らしを送っている。

 

自分たちは布団派で、お客様用にベットがある、とか。食器もこだわって集めていたりとか。趣味が自転車なので自転車が3台自宅にあるとか。

読書も好きだから本もマンガもそれなりにあるけれど、本棚1つとカラーボックス1つに納める量にはしたけれど、全てが電子化している訳ではない。やっぱり紙の本からは離れられないし、画集は断然紙の方がいい。

そんなこんなで決して物が一般家庭より少ない訳ではないけれど、それでもシンプルはこころがけた、そんな生活を送っている。

(個人的にはエセミニマリストを名乗ることにする)

 

そんな私が今更どうぶつの森を始めたところで、一体何にはまるのだろうか。

面白半分懐かしさ半分のダウンロードだった。

 

まだ、3日も経っていないから、飽きたのかどうかという部分までは分からないけれど、一つ分かったことがある。

これはエセミニマリストの味方であるということだ。

 

私は物を極限まで減らしたいとはあまり思わない。むしろ年数を重ねるにつれて色が出てくる家に、部屋にしていきたいと思っている。

旅行先で気に入った柄があればテーブルクロスを買ってきたり、ベットにかけるカバー(よくホテルでかかっている中途半端なかざりのような布)を買ったり。

かわいい柄の食器を買ってみたり。

少しずつ、自分の大好き、お気に入り、で部屋を埋めて行きたいと思って、納得したもの、これはと思ったものだけ買う。

それでも服は買った分だけ減らすし、食器も出来るだけそうしている。

 

けれども、本当はやってみたいことがたくさんある。

映画のセックスアンドザシティーに出てくる主人公キャリーの超絶広いクローゼットみたいなのを作ってみたいと思ったり。

現在支度の家具は、旦那との趣味の折り合いで黒いソファに焦げ茶のローテーブル、テレビボードなどで大人シックにまとめているけれど、自分は北欧風も好きだし、キャリーぱみゅぱみゅみたいな原宿系のお部屋も素敵だと思う。

子供部屋はスターウォーズの世界観みたいな感じにしたいな、というのは将来の夢だし、一部屋、和室があったらいいなとも思う。

 

でも現実問題、私はとても面倒くさがりやで、あまりにも家が広くなると手入れが面倒になるから、そんなに広い部屋に住みたいという願望もなければ、メンテナンスが面倒という理由で物もそんなに持ちたくないのだ。

 

そう、自分はシンプルすっきり暮らしたい、テレビも雑貨も置かないミニマリストという訳ではないけれど、面倒くさい故に物はなるべく減らしたい、エセミニマリストなのだ。

そんな私の願いを叶えてくれるのが、そうどうぶつの森だ。

 

前作までとは違い、アプリではキャンプ場という設定になっているが、キャンピングカーの中は自由にこれまでの部屋のように模様替えは出来るし、考えようによっては外のキャンプ場の部分はとても広い、しかも雨が降って家具が濡れたりしないような素敵な広いお庭ができたようなものだ。

しかも花とか木は水やりをしなくてもいいし、音楽もなっている。

それに全ては電子データであり、私のスマホ一つにおさまっているのだ。

これは電子書籍ならぬ、電子マイルーム(マイガーデン)

 

普段買えない、というか必要のないオシャレなクローゼットもいくつでも注文して、好きなときに模様替えをして、テーブルに置くものを変えたり、ランプを変えたり。

 

これが全部この小さな箱(スマホ)の中でおさまっているなんて。

 

そんなことを考えていたら、ハードのどうぶつの森を一緒にやりこんだ母から連絡が。母もダウンロードしたかな?と思っていたら、母はアイボの購入を検討しているとのこと。

本物の犬を飼うと、餌とか病院とか自分が年をとっているのにさらに大変になってくるし、旅行のときに預け先を考えなきゃ行けなくて大変。

でもアイボは餌は電気だし、旅行に行くときは家のどこかにしまっておけばいいんだもの。かわいいし、欲しいな。

とのこと。

 

誤解のないように言うと、昔実家では犬を飼っていたこともあるし、愛情いっぱいに生き物を育てる家だったけれど、自分の体力や気力を考えてのアイボ。

私も自分の家のメンテナンスキャパを考えてのどうぶつの森

 

なんとなく、親子ってやっぱり似るのかなって思った。