日本で金、という言葉を出すと、意地汚い人、というような印象を持たれる場合がとても多い。
いや、コミュニティに寄るんだけれども。多分まんべんなく色んな人と付き合うと、お金の話しをするのはちょっと、と思うコミュニティの方が多いと思う。
もちろんそうじゃないコミュニティでそういう話しをすればいいんだろうけど、とにもかくにも、お金は悪魔かのように扱う人が多いのはなぜだろうか。
汚職だったり、金持ちが品行方正な使い方をしていなかったり。そんなニュースばかりが耳に入ってくるせいだろうか。
実際本物のお金持ちは本当に心がきれいだし、募金とかに突っ込む金額も半端ない上にとても世の中を良くしてくれている人が多い。ちょっとサイコパスな人もいないわけではないけれど、迷惑をかけている度合いと世の中に貢献している度合いをパーセンテージで出したら、多分どっこいどっこいか、世の中に貢献している度合いの方が高くなると思う。
実際なんじゃこいつって思うような人は成金が多い。あぶく銭のように稼いでいるから人間性も微妙だし、尊敬はできない。そしてそう言う人は世の中に迷惑をかけている度合いの方が高かったりもする。大体そのうち破産する。
税金をたくさん納めて政府や役所の仕事がきちんと回るように誰よりも貢献してくれているし、公共の図書館やスポーツセンターに回されている税金だって、もちろん自分が払う分も入っているけれど、金持ちたちはたくさん治めてくれている。そしてそれで公共の施設は回っている。
立派な公共室が日本はたくさんあるんだから、もっと金持ちに感謝をした方が委員じゃないか、金持ちの反乱が起きたら日本終わるわ、とか私は思っているんだけれど、どうにも金持ちに日本は厳しいし、冷たい。
納税額的にすでに厳しいのだから、世間からの視線くらい温かくしても良いはずなのに。
お金を稼げない人がなぜ稼げないのか、ザッカーバーグが貧乏になったからといって、貧乏な人の暮らしが良くなる訳ではない、とどこぞの経済学者はおっしゃっていた。
金持ちになりたい、を日本人にも受け入れられる言葉に直すとしたらどんなことばだろう。
役所機能を保全するために金を人より多く払っている人
スポーツセンターを200円で利用できるように金を治めてくれた人
たくさん納税をしてくれる人
金持ちになりたい、ではなく、高額納税者になりたい、と言った方が受け入れられるのかもしれない。