くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

祖父の手帳から思うこと。

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6月から日記を始めて、気がつけば120ものページになっていた。1行しか書いていない日もあるけれど、それでも毎日欠かさず、何か自分がその日に思ったことを記し続けている。

 

夏に実家に寄ったときに、祖父の手帳が出てきた。祖父はだいぶ古い人間だ。私が生まれる数ヶ月前に老衰で亡くなっているから、祖父と直接会ったことはない。

会ったことがないけれども手帳に細かく書かれているその日の出来事のメモは私にはとても大切なもののように思えた。会ったことがないからこそかもしれない。

私と祖父は絶対に直接話すことはない。けれども、手帳を通して祖父が考えていたことや、祖父が気をつけていたことが透けて見えてくるようだった。

 

今や日記は手帳は紙ではなく電子媒体だ。私はこうして日記を書き留めて、パスワードを子や孫に伝えていくのだろうか。

その前に無料のサービスは淘汰されていくのだろうか。

 

そのとき、私の日記をみた子や孫は何を考えるのだろうか。

逆に私は何を日記に書いたら良いのだろうか。

これまではまず続けるために、ハードルを下げて、1行でもいいからなんでも書く、としてきたけれど、内容のレベルをみて、子孫に恥ずかしくないご先祖さまになりたいな、と思ったり。