まっすぐにいこう

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未だ内乱中の地域が、日本にだってある

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日本において県内で部族抗争が続く地域はそれなりにあるけれど、それが一番激しい、と思われる県にやってきた。

そう青森県だ。

 

岩手県ほどではないけれど青森県も広い。あの広い東北の中で唯一、太陽が昇った太平洋側から太陽が沈む日本海に車を走らせて、どこの県も跨がずにドライブすることができる県だ。

いや、東北で唯一と言ったけれど、北海道と青森だけじゃないか。こんなドライブができるのって。

 

青森県は岩手側の南部氏の勢力が強かった南部側と、南部側から飛び出し、その後小田原城攻めなんかで勢力を拡大した津軽側とで分かれている。100年前なんて、違う国同士のような物だったのに一緒にされてしまった地域なのだ。

東京と埼玉がくっついても、多分東京が主導権握るけれど、もしも千葉県と埼玉県がくっつくことになったら、どちらが主導権握るかきっと争いが起きる。ニュアンスそんな感じだと思う。

 

もっというと、下北半島の方もぜーんぜん別文化だけれども、大きくは南部と津軽。県庁を作るときにも、南部側の八戸に作るか津軽側の弘前につくるかで決着がつかなかったから間をとって青森市に作られた、とまで言われてる。

県庁所在地が津軽側に有利になったせいか、新幹線の駅は八戸にできて、長らく青森唯一新幹線が止まる駅は南部側にしかなかった。

それが現在青森市にまで伸び、さらに函館までつながるようになった今、津軽と南部は和解したかと思いきや、未だ仲は悪い、というのは現地人の津軽人南部人両者からの情報だ。

 

実際に行くと、文化の違いは外から来た人間でも感じられる。南部の言葉はかろうじて分かるが、津軽弁は外国語だ。多分英語より難しい。ライティングとリーディングでなんとかなっても、リスニングとコミュニケーションは多分英語の方が簡単だ。

 

日本にだってまだあるのだ。

 

ねぶたはやっぱりすごかった。リンゴジュース美味しかった。ほたてもおいしかった。

 

驚いたのは、ねぶたは何度も禁止令が出て、勝手にやるたびに大名含めてみんな逮捕されたのにやりつづけたという歴史があることだ。

粘り強く、強情でないとそこまではできない。

 

東北地方のインバウンドは現在日本で一人負け状態らしい。

東北地方は全体としてGDPも低い。宮城、というか仙台しか勝てていない。

 

しかし、青森の内戦が止み、一致団結して売り出してくる日が来たら、東北で一番強いかもしれない。