くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

秋の風が吹いて恋は終わるものらしい

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一夏の恋、夏の間に出会った人と夏の間だけ付き合って、涼しくなる頃には分かれてしまう恋のことを言うらしい。

本当は二夏も三夏もずっと一緒にいられるのが幸せの象徴のようにみえるのだが、人間スリルを味わいたい生き物のようで、一夏きりという限りあるものの方が美しく感じるようだ。案外、一夏の恋の需要はかなり多いのかもしれない。

 

秋風が吹くと、熱が冷めるように恋も冷めるようだ。そういう意味で、秋風というのは冷静さを取り戻させてくれる、人間にとっての理性を取り戻させる風なのかもしれない。秋風が吹かないままの方が幸せを感じられるかもしれないから、秋風が人間に取って幸せにさせてくれる素晴らしい存在かどうかは分からないけれども。

 

南国の人の気質と北国の人の気質の違いも、そんな秋風の捉え方からきているのかもしれない。