くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

しまなみ海道で考える、「こんにちは」

 

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再びしまなみ海道ネタから。今回は2泊3日、出発尾道今治ゴール、からの松山、道後温泉にも立ち寄るグループ旅行。

2日目はついに広島県から愛媛県へと越境。サイクリストの聖地とか自転車グッズ、及びサイクルオアシスという名のコンビニ含め多くの休憩スポット。自転車の空気入れも置いてある。

さらに道の白線の隣にはずっとブルーのラインが引かれていて、しまなみ海道の道中は道に迷う心配もほぼない。通称ブルーラインというようです。

 

これなら外国から来ても手軽に行けるし、これは確かに自転車で走るには気持ちがいい。

 

しかし自転車の聖地と呼ばれると、どうしても比較してみたくなるのが北海道。あそこも大陸丸ごと聖地みたいなもんです。

そもそも道が広くて白線が本州の2、3倍の幅があって、路側帯はチャリが2台並走しても余裕なところが多い。(でも並走は基本的にはだめ)

路側帯が広いと、トラックとかに追い抜かれるときの圧力が緩和されて、走っているときの圧迫感がほぼない。こればっかりは土地がある北海道の完全勝利だ。山中かつメインではない道路に入ると車が少なくて走りやすいのも◎。

 

そんな中でしまなみを走っていて気がついたのは、走りながらこんにちはーと挨拶をする人が多いこと。これめっちゃ楽しい。

けれども、坂道を上って息切れしかけている人にこんにちはーと言っても苦しそう。そう、しまなみはママチャリで走っている人もいるので、そういう人はちょっと坂道辛かったりする。

道幅も広い訳じゃないから声で十分通じるんだけど、北海道なら自転車およびバイクはみんなピースサインをする。

ピースサインがこんにちは、の代わりなのだ。夏の北海道なんかみんなピースサインで挨拶し合っていて本当に楽しい。

自転車をこいでいて、バイクで抜いていくおっちゃんやお姉さんもみんなピースサインしてくれる。後ろを向きながらでもピースサインはできるから、なんともバイク乗りの人はかっこよくみえる。

チャリダーもかっこいいけどね。

 

車で走る人はやらず、自転車とバイクのライダーたちで交わされるこの挨拶は、本当に旅を特別にしてくれる。本州に入ってもうっかりピースサインしたくなるくらい。

 

しかし、しまなみにはピースサイン文化はなく、みんな声に出して挨拶していた。ちょっと本格的な自転車(多分自分の愛車)に乗っている人には、勇気を持ってピースしてみても良かったかなあ、と思ったり。

 

しまなみはしまなみで新しいポーズを考えても面白そう。