くろやんの日記

思考・映画・ごはん・旅・自転車・読書・ライフハックのメモ帳

The best is the enemy of the good.

f:id:kuro-yan:20170721154902j:plain

headlines.yahoo.co.jp

 

最近、国会議員絡みのニュースが、朝のニュースで話題になる。

朝から、良い年をした大人の女性の罵声を聞くのはあまり気持ちよくないし、論点がずれまくった発言を聞くと、国会議員だからもうちょっといい議論、討論をしてくれ、とも思ったりする。

 

親を見れば子も分かる、ではないが、国会議員を見れば国民性が分かる。きっと、国民の平均がこうなのだ、と自分の周りも見渡す。

 

とても面白くていい友達もいるし、友達の友達の友達くらいまで遡ると、とんでもないやつがいたりするから、やっぱり国会議員にだってきっとそういう人はいるんだ。

 

防衛大臣も話題の人、だけれども、この女性も話題の人だ。

 

正直、このニュースが流れたときに、いったいどこで選出された人なんだろう、と調べて、自分の地域でないことを知ったときは、ちょっとほっとしてしまった。

 

 

そもそも彼女の発言自体は、ツイッターで無名の人が煽って呟く内容と大差はない。今回俎上にのっているのは、国会議員としてのオフィシャルのアカウントで、特定のチームを批判したこと、だ。

(もちろん、それ以外のところに批判が向かっている発言等もあるけど)

 

ここで、私はふと、弁護士の友人が話していたことを思い出した。

国会議員が国民全体の代表、っていうのは、憲法でも言われているだよ」

何かの選挙の前に、選挙について色々雑談していたときのことだ。

 

これによると、オフィシャルマークを携えて、ツイッターで国民の代表が1サッカーチームを批判するって、私たち全員の総意、とまではいかなくても、彼女を選出した人たちは全員そのサッカーチームを批判してますってことになっちゃうんじゃないか、と思う。

 

もちろん、そんなことないってみんな分かってるんだけど、オフィシャルなツイッターで公私混同発言だと、

何が彼女個人の発言で、何が国会議員としての発言か、分かりませんっていうのが問題かなと思った。

会社員やってる人達も、自分だと分かるアカウントで、上司の愚痴言ったりは、一般人はほとんどないと思う。私だって、ちょっと愚痴っちゃう内容のツイートは所謂鍵アカでやるし……

 

もっとユーモア溢れるツイートだったら、いい話題になったかもしれないのに、もったいないし、というか国会議員になるくらいなのに、そこまで頭が回らない人を選出したのか、という意味で、もしも自分の地域から出た人がそんなことやっちゃったら、ちょっと恥ずかしいなって思っちゃうな。

 

でも、私達は思わなければいけないんだ。

この人を選んだのも、私達であることを。