連休だからといって、出かけなければいけないわけではない。
カレンダー通りの休み、というのが自分の日常になってからしばらく、休みの日は出かけるべきという行動パターンが体に染み付いていた時期があった。
休日に家でだらだらしていることに罪悪感を感じてしまうのだ。
今ではそれはなくなったが、たまにこの罪悪感を夫が発症する。
これはなんていう病名なのだろうか。
自分たちで言うのもなんだが、結構アクティブな夫婦ではある。
アイアンマンに出場し、完走するくらいには運動をする夫。そして元々自転車が好きで、夫の自転車の簡単なメンテナンスをやり、気が向けば70kmくらいの距離を走りにいこう、と誘う妻である私。
運動だけではない。
音楽でもプレイヤーとしてもリスナーとしても積極的に活動をしている。
読書も好きだ。
ある意味趣味に溢れ、休日は忙しくなりがちだ。
だからこそ、私は本当に何も入れない休日、というのを大切にしたい、と考えるようになった。
夫も最近は、何もない休日の価値を理解し、実践している。
何もない休日は、朝ご飯を食べながらその日の予定を考えるところから始まる。
朝ご飯を食べるまで、その日のことは一切考えないのだ。
おかげでこの3連休は本当にゆっくりした。
連休ともなると、さすがに予定を入れてしまいがちだったのだが、2連休以上で予定をほぼ何も入れなかったのは、初めてかも知れない。
というくらい予定をいれない連休でした。
カフェに行って語り合ったり。
図書館に行ったり。
家でクーラーをがんがん効かせて読書をしたり。
気になっていた映画をみたり。
体はもちろん、心も休まる休日でした。