先日、北欧暮らしの道具店のラジオ「チャポンと行こう」を聞いていた時に、佐藤店長が「いい」と言っていた映画が気になって、観に行ってきました。
あまり前評判を見ずに、なんなら予告も見ずに、佐藤店長の感想だけを頼りに観に行ったので、とりあえず日常系の映画であることと、主人公がトイレ清掃員であること以外何も知らずの状態で映画の世界へ。
音楽もまた一つこの映画の中で重要な物なのですが、いい音楽が必ず持つ歪さ(必ずしも正確な、機械的なものが最高の音楽になるのではなく、適度なスィング、歪みによって、いわゆるいい音楽が生まれる)によって、ある種のPERFECTな音楽となるように、漏れ出る主人公の歪みも含めてPERFECT DAYSなのかもしれないです。
淡々と過ごしているようで、滲み出る歪みが「人間」って感じがして、これは好きな映画だなあと思いました。
そしてこういうことをじっくり、ゆっくり楽しめるくらいの速度で人生を楽しむことこそ、大事であることも思い出しました。
最近予定詰めがちでしたが、焦らず着実に生きたいと思いました。
いい映画だったなあ。
おやすみなさい。